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介護職でストレスが出る症状とは?3つの原因と予防策も解説

介護職のストレス症状とは?ストレスが溜まると出る3つの症状や原因と3つの予防策なども解説

介護職で働くとストレス症状が出る?」こんなお悩みはありませんか?

実際に介護職でストレスを抱えている人もいるでしょう。私もストレスを抱えながら働いているので、その気持ちが分かります。

本記事では、介護職のストレス症状や原因、予防策も解説しています。

最後まで本記事を読むと、介護職のストレスの原因が分かり、症状に対して予防策が取れるようになるでしょう。ぜひ最後まで読んでいただき、介護職でストレスを溜めない働き方を見つけましょう。

介護職でストレスが溜まると出る3つの症状

介護職でストレスが溜まると出る3つの症状

介護職は、多くの人たちが関わる仕事のため、ストレスが溜まりやすいです。

はじめに、介護職でストレスが溜まると出る症状を、3つ解説します。

  • うつ病
  • 燃え尽き症候群(バーンアウト)
  • 適応障害

うつ病

うつ病は、気分が一日中落ち込んだり、何に対しても意欲がなくなったり、心や身体にさまざまな形で症状が出る病気です。

うつ病は「ボーっとする」「眠れない」「おっくうになる」といった症状があります。

ちなみに、うつ病になると「頑張ってね」の応援する言葉が逆効果になるため、安心できるような言葉を選ぶことが大切です。

燃え尽き症候群(バーンアウト)

燃え尽き症候群は、誰よりも頑張って働いていた人が、ある日を境に突然やる気が無くなり、無気力状態になる心の病です。

主な症状としては「寝れない」「食欲がない」「やる気が出ない」が挙げられます。

燃え尽き症候群になると、仕事が手につかなくなり、そのまま仕事を辞める人も少なくありません。

適応障害

適応障害は、職場の環境に慣れない人や一人でストレスを抱えている人で、その人にとって耐えがたい状況が続いたときに発症しやすいです。

適応障害の主な症状は、「緊張が高まり汗をかく」「どきどきする」「感情面の起伏が激しくなる」症状が出ます。

もし、適応障害になったら、まずストレスから離れることが一番の治療法です。

介護職でストレスが溜まる3つの原因

介護職でストレスが溜まる3つの原因

続いては、介護職でストレスが溜まる原因を、3つ解説します。

  • 人間関係に疲れた
  • 人手不足で業務量が多い
  • いつまでも給料が上がらない

人間関係に疲れた

介護施設の人間関係には、上司や同僚だけでなく、利用者やその家族も含まれています。

現場によっては「上司と合わない」「介護職員同士の派閥」や「利用者や家族からのクレーム」があり、ストレスを感じる職員も少なくありません。

そのまま我慢して働き続けると、ストレス症状が出る可能性が高まります。

介護職 今日夜勤で相手の職員と言い争いしました。 こちらも悪いとこがあったので最初は素直に謝ってましたが、その後から自分以外の事もネチネチ言われて納得できず反論すかさず口論となりました。(中略) そんな職員がいる職場辞めるか悩んでます。昔の事もネチネチ言ってきて今日は本当に殴ろうかと思いました 何かいい対処法ありますか?

datさん(2017/8/2 2:32)

【私の体験談】人前ではいつも笑顔だった話

介護の仕事では、「笑顔でいることが大切」と言われますよね。

私も、職場ではできるだけ笑顔でコミュニケーションをとるようにしていました。

でも、それを退社まで続けるのは正直しんどい…。

仕事の一環とはいえ、気を張り続けるのは思った以上に疲れるんですよね。

さらに、職員同士のトラブルが起こると、気を遣う余裕すらなくなる…。

関係の悪化は職場の雰囲気にも影響するので、巻き込まれると仕事自体が辛くなるんですよね。

「なんで私まで…?」と思うこともありましたし、その状況が続くと本気で辞めたくなる。

実際、こうした人間関係のストレスが原因で、介護職を辞める人も少なくありません。

私なりの巻き込まれない対策

何度もこうしたトラブルに遭遇するうちに、ある対策に辿り着きました。

それが、「話に乗らないけど、適度に聞き流す」ことです。

  • 「そうなんですか?」 と相槌を打つだけで深入りしない
  • 「大変ですね…」 などの無難な返事で終わらせる

逆に、「そうですよね!」 なんて同意しようものなら、次から次へと話を振られ、いつの間にか巻き込まれ側に…。

この「適度に聞き流すスタンス」を意識するようになってから、愛想笑いではあるけれど、職場の人間関係は維持できるようになりました。

もちろん、疲れます。

でも、余計なトラブルに巻き込まれるよりは、ずっと楽。

あとは、どこまで仲良くするのか…。

介護の仕事はチームワークが大切ですが、「職員全員と仲良くしなきゃ!」と思うと、余計にストレスが溜まります。

  • 人間関係は「適度な距離感」を意識する!
  • トラブルの渦中には入らず、あくまで「聞き役」に徹する!

このスタンスを持つだけで、職場での人間関係がぐっと楽になりますよ。

人手不足で業務量が多い

介護施設では、慢性化した人手不足の現場があります。

人手不足の介護現場で働き続けると、一人ひとりの介護職員の業務量が多いため、ストレスが溜まり疲れ果てます。

その結果、身体的だけでなく精神的にも負担がかかり、仕事でミスが増えるのです。

上述のように、人手不足の環境が続くと介護職員のストレスが蓄積され、仕事に支障をきたします。

いつまでも給料が上がらない

介護職員の給料を上げるのは難しいでしょう。

というのは、介護施設が介護保険が適用されるサービスから介護報酬を得ているからです。

具体的には、利用者に提供した介護保険サービスに対して、国保連から介護報酬が支払われますが、利用者が利用する介護保険には上限が設定されています。

以上のように、介護保険制度が変わらなければ、介護職員の給料も上がらないでしょう。

介護職の給料について。 自分は特養施設に勤めている常勤なのですが今年で8年目になりました。 介福の資格は勤めた1年目から所有しており1年目の頃は夜勤はやらず月、手取りが14万ぐらいでした。現在は夜勤もしており月、手取りが20万前後です。 自分はリーダーや主任ではないので役職手当は無いです。 それでこの給料だと安い方でしょうか?(後略)

1053240121さん(2024/9/22 16:35)

【私の体験談】役職に就いても給料が低かった話

私が介護の仕事を始めたとき、 ヘルパー2級を持っていても手取り12万円。

ボーナスは年2回、それぞれ1ヶ月分。

今では考えられませんが、これは平成の時代

当時は最低賃金が低かったこともあり、昇給も1,000円程度

「頑張って働いても、給料がほとんど上がらない…」

そんな状況にやる気も削がれていきました。

「もっと給料を上げたい!」と思い、実務者研修を取得。

しかし、資格手当なし。

「えっ、こんなに勉強したのに…?」と思いましたね。

仕事はハード、人間関係もごちゃごちゃ…。

もう転職しかないでしょ。

転職したら、初任給14万円。

「たった2万円…」と思うかもしれませんが、当時の私には大きな違いでした。

さらに、介護福祉士を取得。

「さすがに今度は給料が上がるでしょ?」と思いきや…

まさかの資格手当なし。

「もういい…また転職だ。」

ちなみに、ちゃんとした職場なら介護福祉士の資格手当だけで1~2万円は上がります。

最近では処遇改善加算もあるので、夜勤込みなら手取り20万円も可能。

夜勤手当は1回5,000円、月6回くらいが相場ですね。

その後、私は管理者に昇格

「ようやく給料アップ!」と思いきや…。

役職手当は2万5,000円。

結果、手取り18万円。

いやいやいや…

夜勤もしたし、休み返上で働いたのに、これ…!?

さすがに苦笑い

正直、介護職で稼ぎたいなら、しっかり調べて転職するしかない。

処遇改善加算を活用すれば、手取り20万円超えは十分可能。

でも、もっと稼ぎたいなら…?

介護職以外を選ぶ」という選択肢も大いにアリ。

転職を考えているなら、まずは情報収集!

「今の給料じゃ厳しい…」

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介護職員がストレスを溜めない3つの予防策

介護職員がストレスを溜めない3つの予防策

ここからは、介護職員がストレスを溜めない予防策を、3つ解説します。

  • 定期的にストレスチェックをする
  • ポジティブに考える
  • 転職も視野に入れる

定期的にストレスチェックをする

介護職でストレスを溜めないようにするには、今の自分のストレスレベルを知ることが大切です。

というのは、自分でストレスの引き金となるものを、正確に把握するのは難しいからです。

現在、介護現場で働いている方は、ストレスチェックを試してみましょう。

上述のように、ストレスチェックで正確に把握し、早めに対処する必要があります。

ポジティブに考える

介護職は、利用者の身体介助や栄養補給まで多岐にわたり、決して楽な仕事ではありません。

しかし、介護職の仕事が社会に与える影響を考えれば、気持ちが楽になるでしょう。

今も高齢化が進んでおり、介護を必要とする人が増えています。子どもが高齢者の面倒を見なければならないケースも多いです。

もしそこで、介護職が高齢者の介護を引き受ければ、子どもは自分のやりたいことを続けられます。

上記のように、介護職は世の中の生活に大きな役割を担っているため、その貢献を意識すればポジティブになれるでしょう。

転職を視野に入れる

すぐにストレスが溜まる人は、転職を視野に入れるのも一つの選択肢です。

介護施設の多くは、慢性化した人手不足の現場も多いため、ストレスを溜めないようにしても余計にストレスが溜まることもあります。

そういった状況なら、他の職場に転職する可能性を検討して、今より良い労働環境に切り替えたほうが良いでしょう。

【まとめ】介護職でストレス症状が出る前に予防しよう

本記事では、介護職の3つのストレス症状や3つの原因、ストレスを溜めない3つの予防策を解説しました。

介護職員のストレスが溜まりやすい背景には、職場で正当な評価を得られなかったり、自分の考えを無視されたりすることも挙げられます。

また、介護職は「人の役に立ちたい」思いから、身体的・精神的にもストレスの多い仕事をこなしています。そのため、日頃からストレスを軽減し、長く働けるように努めることが大切です。

以下の記事では、介護職のストレスを軽減できる方法をいくつか載せていますので、、ぜひ参考にしてくださいね。

関連記事:
【まとめ】介護職のストレス原因とは?対処が難しい場合の対策と考えるべきサイン 

ストレス介護職
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この記事を書いた人
よん

介護歴10年以上。介護施設の施設長及び事業所の管理者経験を経て、2025年から介護福祉士フリーランスとして活動中。趣味は料理・水耕栽培・ライティングです。好きな食べ物は、チョコレートとフレンチトーストです。よく作る料理はトマたまパスタです。

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