「無資格未経験で介護職に研修とかあるの?」こんなお悩みはありませんか?
無資格未経験の方は、どんな研修が必要なのか分からないですよね。私もはじめの頃は、何が必要なのか分からなかったので、その気持ちが分かります。
本記事では、介護職になるために、無資格未経験に必要な研修2種類を解説しています。
本記事を読むと、無資格未経験からチャレンジできる研修が分かり、ステップアップもできるようになります。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
介護職になるために無資格・未経験に必要な2種類の研修
はじめに、介護職になるために、無資格・未経験に必要な2種類の研修を解説します。
- 認知症介護基礎研修
- 介護職員初任者研修
認知症介護基礎研修
無資格の方や未経験の方は、まずは難易度が低い、認知症介護基礎研修を取得すると良いです。
というのは、認知症介護基礎研修なら1日で取得できるため、すぐに働きたい方におすすめだからです。
就職先としては、おもに病院内で看護師の看護助手としてサポートや、患者さんの生活援助が中心のお仕事になります。
生活援助というのは、患者さんに直接触れることがないシーツ交換や配膳の業務です。
以下の記事では、認知症介護基礎研修の申請方法を解説しているので、よろしければご覧くださいね。
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介護職で無資格の人は働けなくなる?義務化された研修を受けるべきか解説
介護職員初任者研修
介護施設で働きたい方は、介護職員初任者研修を取得しましょう。
その理由は、介護職員初任者研修を取得すれば、高齢者さんに直接触れられる身体介助ができるようになるからです。
介護施設では、おもに排泄介助・入浴介助・移乗介助、高齢者さんに直接触れる場面が多いため必要な種類の研修になっています。
介護職員初任者研修を取得するには、約1ヶ月から4ヶ月はかかります。より詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
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介護職未経験でも安心!初任者研修の3つのメリットとキャリアアップの秘訣を解説
介護職で実務経験を積んだらステップアップできる3種類

続いては、介護職で実務経験を積んだ場合に、次にステップアップできる3種類も解説します。
- 実務者研修
- 介護福祉士
- 介護支援専門員
それぞれ見ていきましょう。
①実務者研修
実は、無資格・未経験の方でも、実務者研修を受けられます。
その先にある介護福祉士の国家資格まで考えている人は、最優先に取得しましょう。
実務者研修を取得すれば、介護福祉士の受験要件を満たし、サービス提供責任者としても活躍できます。
②介護福祉士
介護現場で3年以上の実務経験を積んだら、受験要件のひとつを満たし、実務者研修を修了していたら受験資格が得られます。
国家試験は決して簡単ではありませんが、介護現場で働きながらコツコツ勉強をしていたら、合格できる可能性は十分にあります。
介護福祉士を取得すれば、役職手当てが支給されます。介護現場で努力が認められれば、管理者に抜擢されるケースも少なくありません。
もし転職することになっても、どの介護施設でも資格要件を満たせるため、転職活動を有利に進められます。
③介護支援専門員(ケアマネージャー)
介護福祉士の国家資格を取得してから、介護職で5年の実務経験を積むと、介護支援専門員の受験資格が得られます。
介護支援専門員は国家資格ではないですが、試験問題は簡単ではありません。試験に合格したら実務研修を受けることで資格が交付されます。
おもな業務は、高齢者さんのためにご家族様を含め、介護職や看護職の多職種が、スムーズに連携が取れるように調整します。あとは担当者会議で決まった内容を、ケアプランにまとめて作成していきます。
とても忙しいお仕事ですが、やりがいは十分にあるため、目指してみるのも良いでしょう。
【まとめ】無資格・未経験から介護職員になれる2種類の研修を目指そう
本記事では、無資格の方や未経験の方でも介護職員になれる2種類の研修と、そこからステップアップできる3種類も解説しました。
介護職に興味があっても、無資格の方や未経験の方は、資格を取得するのに時間がかかります。
認知症介護基礎研修なら1日で取得できますが、介護職員初任者研修は数ヶ月後になります。
実際には、働きながら介護職員初任者研修が取得できる介護施設もあるため、介護職に興味がある方は介護業界に飛び込んでみてくださいね。
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