「介護職の志望動機がどうしても思いつかない…」こんなお悩みはありませんか?
介護職に転職を考えている方の中には、志望動機が思いつかない方もいますよね。過去に私も、志望動機が思いつかず悩んでいたので、その気持ちが分かります。
この記事では、介護職の志望動機が思いつかなくて悩んでいる方に、2つの対処法とポイントを解説しています。
この記事を最後まで読めば、志望動機が思いつかない場合の対処法やポイントが分かり、説得力のある内容が書けるようになります。他に9つの例文も用意していますので、ぜひ参考にしながら書いてみてくださいね!
介護職の志望動機が思いつかない方に2つの対処法
まず、介護職の志望動機が思いつかない方は、以下の対処法2つを試してみましょう。
自己分析する
介護職の志望動機が思いつかない方は、自己分析するのが有効です。
というのは、自己分析は自分の長所や短所だけでなく、経験やスキルも明確にできるからです。
また自己分析をすると、自分に合う介護現場を見分けられるようになるため、面接で志望動機を聞かれても的確に答えられます。
自己分析の項目は、以下の4つです。
- 過去の経験を書き出す
- 自分の強みを書く
- 第三者に意見を聞く
- 介護職で何をしたいのか考える
上記の項目で書き出したら、書いた内容に「なぜ?」を繰り返し、さらに深堀りしましょう。
企業分析をする
施設に合わせた志望動機が書けない方は、企業分析をしましょう。
企業分析を行うと、施設を選んだ理由が明確になるため、ミスマッチを防げる効果も期待できます。
企業分析は、以下の3つから調べられます。
- 求人情報・ホームページ・パンフレット
- 職場見学
- 詳細情報(新聞・OB・知り合い)
上記3つで企業分析できたら、さっそく志望動機に書いてみましょう。
介護職の志望動機を書く4つのポイント
志望動機の書き方によっては、採用担当者の評価も変わるでしょう。
続いては、介護職の志望動機を書くポイントを、4つ解説します。
- 自分の強みを応募先に合わせる
- 実績・経験を具体的に書く
- 志望動機と転職理由はポジティブに書く
- 明確にキャリアアップ計画を書く
自分の強みを応募先に合わせる
自分の強みを応募先に合わせて書きましょう。
というのは、応募先の採用担当者に自分の強みが伝われば、採用率を上げられるからです。
また、自分の強みを書く場合は、過去のエピソードを交えると具体的に伝わります。
以上のように、応募先に合わせて、自分の強みを書くポイントを押さえておきましょう。
以下の記事では、志望動機に熱意や意欲を盛り込んだ書き方も紹介しているので、ぜひ合わせて読んでみてください。
関連記事:
【例文あり】介護職の志望動機の書き方と3つの注意点を詳しく解説
実績・経験を具体的に書く
志望動機には、実績や経験を具体的に書きましょう。
その理由は、実績や経験を具体的に書くと、採用担当者により分かりやすく伝わるからです。また数字を盛り込むと、説得力ある志望動機になります。
一例を挙げると、「リーダー業務をしていました」と書くのではなく、「リーダー業務を3年間していました」といった数字の盛り込み方です。
上記のように、実績や経験を具体的に書く場合には、数字を盛り込んで志望動機を書きましょう。
志望動機をポジティブに書く
介護職の志望動機は、ポジティブに書くようにしましょう。
例えば、採用担当者にポジティブに伝われば、前向きな方と好印象を持たれます。
しかし、もし前職のネガティブな内容を書いてしまったら、採用担当者にマイナスイメージを与えます。
以上を踏まえて、ネガティブな内容を書いている方は、ポジティブに書き換えるのがポイントです。
明確にキャリアアップ計画を書く
志望動機には、明確にキャリアアップ計画を書きましょう。
志望動機にキャリアアップ計画を書ければ、採用担当者に目標を持っている方と見られるだけでなく、長く働く意思がある方と認識されます。
例えば「来年に介護福祉士の試験を受けるため、今は実務者研修を受講中です」といった内容で、キャリアアップ計画を進めている内容を書くと、採用担当者に好印象を持たれやすいです。
以上のように、明確にキャリアアップ計画が書ければ、採用担当者に働く意思が伝わり採用率を上げられるでしょう。
介護職の志望動機作成時の4つの注意点
介護職の志望動機を書く場合には、注意点を知っておかなければ採用に影響が出ます。
ここでは、志望動機の作成時の注意点を、4つ解説します。
- 曖昧に書いてしまう
- 他人の言葉で書いてしまう
- ネガティブな内容で書いてしまう
- 待遇面ばかり書いてしまう
曖昧に書いてしまう
志望動機を曖昧に書いてしまう方は、注意しましょう。
というのは、志望動機が曖昧だと、採用担当者に自分の思いや熱意が伝わらないからです。
その結果、採用担当者に「何がしたいんだ?」と思われ、マイナスイメージを与えるのです。
以上を踏まえて、志望動機が曖昧にならないように、何を伝えたいのか明確に書きましょう。
他人の言葉で書いてしまう
志望動機の内容を、他人の言葉で書いてしまう方は気を付けましょう。
その理由は、採用担当者は多くの応募書類に目をとおしているため、すぐに分かるからです。
また、自分の本気度が伝わらず、採用担当者に良くない印象を与えます。
上記を踏まえて、志望動機には自分で考えた言葉で書くのがポイントです。
ネガティブな内容で書いてしまう
志望動機には、ネガティブな内容を書かないようにしましょう。
例えば、人間関係のトラブルを書くと、採用担当者に「問題を起こすかもしれない」とマイナスイメージを持たれます。
またネガティブな内容は、採用担当者に「この人は大丈夫なのか?」や「やる気はあるのか?」と、採用に影響を与えるでしょう。
以上のように、採用担当者にネガティブなイメージを持たれないように、ポジティブに言い換えて書くのがポイントです。
待遇面ばかり書いてしまう
志望動機に、待遇面ばかりを書いてしまう方も注意しましょう。
というのは、待遇面ばかりを書いてしまうと、採用担当者に仕事に対するやる気や熱意をアピールできないからです。
たとえ自分の条件に合っていたとしても、志望動機には、待遇面を書かないようにするのがポイントです。
志望動機には、応募先の施設で仕事をする意気込みを、しっかり書いておきましょう。
以下の自己紹介の記事内に、志望動機を書くうえで参考になる部分もありますので、ぜひ合わせてご覧ください。
関連記事:
介護職の面接で自己紹介は何を話せばいい?採用担当者に伝える3つのポイントや項目、注意点などを解説
介護職の志望動機が思いつかない方向け例文
介護職の志望動機は、転職者の経験の有無で内容も変わってくるため、採用担当者にアピールするポイントが違います。
続いては、介護職の志望動機が思いつかない方に、未経験から経験者までケースに分けて紹介します。
そのまま使用するのではなく、例文を参考にして、自分だけの志望動機を作成してみましょう。
- 未経験向けの志望動機
- 新卒向けの志望動機
- 経験者向けの志望動機
- 高校生向けの志望動機
- パート向けの志望動機
- 転職回数が多い方の志望動機
- ブランクがある方の志望動機
- キャリアアップを目指す方の志望動機
- 自分強みとスキルを強調した志望動機
例文:未経験向けの志望動機
私はこれまで接客業に携わっていました。
お店に来られるお客様にご高齢の方が多く、お話をする中で生活面の不安をよく聞きましたので、私にも何かできないか考えていました。
その会話の中で貴施設のデイサービスを知り、私もご高齢の方をサポートしたいと思い、このたび介護職員初任者研修を取得しました。
接客で培ったコミュニケーション能力を活かし、貴施設の明るい雰囲気の中で、私もご高齢の方をサポートしたいと考えています。
以下の記事では、未経験者に向けて書くポイントや注意点を解説し、例文も紹介しています。ぜひ合わせて読んでみてくださいね。
関連記事:
異業種から介護職の未経験者が志望動機を書くポイントや3つの注意点を解説
例文:新卒向けの志望動機
私は、寝たきり状態になった祖母の施設入所がきっかけで、介護職を目指すようになりました。
入所当初は帰宅願望がありましたが、少しずつ慣れてきて「もうなれたよ」と、笑顔が見られるようになっていました。
面会に行くたびに、介護スタッフさんが丁寧に案内や祖母の様子を教えてくださり、私もそんな介護スタッフになりたいと思うようになりました。
利用者様やご家族様への丁寧な対応と、コミュニケーションを大切にされている貴施設で、信頼される介護スタッフを目指したいと考えています。
以下の記事では、内定率を上げる書き方や例文も紹介しているので、読んでみてくださいね。
関連記事:
【新卒向け例文あり】介護職の志望動機を書く前の2つの準備と内定率を上げる書き方や3つの注意点も解説
例文:経験者向けの志望動機
私はこれまで、有料老人ホームで3年間勤めていました。
施設内の生活全般をサポートする仕事にやりがいを感じており、今年は介護福祉士の資格取得を目指しています。
貴施設ではリーダーや生活相談員を目標に、研修制度を活用しながら、さらなるスキルアップをしていきたいと考えています。
以下の記事では、採用担当者が興味を持つ書き方やNGワードが分かります。他に例文も用意してますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
関連記事:
介護職の経験者で志望動機がうまく書けない方は必見!書くポイントやNGワードなども解説
例文:高校生向けの志望動機
私が貴施設を志望した理由は、職場見学をとおして現場の介護士さんが歓迎してくださり、施設内の案内や介護方法を丁寧に教えていただけたからです。
私は過去に、コンビニで働いていた経験が3年間あります。その中で意識していたのは、みんなと協力して楽しく働ける環境作りでした。
介護の仕事は簡単ではありませんが、やりがいのある仕事だと思っています。
持ち前の明るさと周囲とのコミュニケーション力を活かし、前向きに取り組んでまいります。
今は無資格ですが、働きながら介護職員初任者研修を取得し、3年後には介護福祉士の試験に合格を目指しています。
以下の記事では、志望動機でアピールできるポイントや例文も紹介しているので、合わせて読んでみてくださいね。
関連記事:
【高校生向け例文あり】介護職の志望動機で3つのアピールポイントや書き方と採用担当者が知りたい内容を解説
例文:パート向けの志望動機
私は、デイサービスで5年間働いていました。
主な仕事内容は、身体介助全般・送迎・レクリエーションなどを行っていました。
デイサービス中では、さまざまな行事を催し、利用者様が楽しめるように取り組んでいました。
行事で使用する物は手作りで大変な場面もありましたが、そこにやりがいを感じていました。
貴施設を志望した理由は、ようやく介護福祉士の試験に合格できたので、さらなるスキルアップをしたく応募いたしました。
以下の記事では、志望動機の書き方や面接で押さえておくべきポイントも紹介しているので、ご覧くださいね。
関連記事:
パートから介護職の志望動機を書くポイントや2つの注意点と面接で押さえておく2つのポイントも解説
例文:転職回数が多い方の志望動機
私はこれまで、5箇所の施設と事業所で働いてきました。
私が経験した在宅では、限られた設備の中で臨機応変な対応が求められていました。
一方で、施設では設備は整ってはいるものの、人手不足やチームワークの問題がありました。
転職を繰り返す中で、介護職に必要な部分が明確に分かりました。
貴施設の介護理念の中で「声の掛け合い、協調性」に共感し、どんな問題も乗り越えていけると確信し、応募いたしました。
以下の記事では、ポジティブな書き方や例文を転職回数が多い方に向けた内容になっていますので、合わせて読んでみてくださいね。
関連記事:
介護職の転職回数を活かした志望動機の書き方やポジティブに書く3つのポイントと例文なども解説
例文:ブランクがある方の志望動機
私は5年前まで、有料老人ホームで働いていました。
介護職から離れた理由は子育てに専念するためでしたが、ようやく一段落ついたので、再び介護職に就きたいと思い応募いたしました。
ブランクはありますが、以前の経験を生かしながら、また一から学ぶ姿勢で業務に励んでいきますので、よろしくお願いいたします。
例文:キャリアアップを目指す方の志望動機
私は、前職で5年間デイサービスで働いていました。
デイサービスでは、リーダーとして新人教育を担当していました。
その中で教える難しさを知り、逆に教えられる場面もありました。
貴施設では、リーダーだけでなく生活相談員としても、長期的にキャリアアップをしていきたいと考えております。
例文:自分強みとスキルを強調した志望動機
私は現在、グループホームで勤務しています。
グループホームでは、レクリエーションやイベントを企画し、手作りの飾りやボーリングのピンを作成などをしていました。
実際に入居者様がレクリエーションやイベント中に見せる笑顔や、楽しまれているお姿が大好きで、とてもやりがいを感じていました。
貴施設のホームページを拝見したときに、イベントに参加されている入居者様の笑顔や、楽しそうにされているお姿に感銘を受けました。
貴施設では生活面のサポートも含めて、これまでの経験を活かしながら、入居者様に「楽しい」と感じていただけるような取り組みをしていきたいです。
以下の記事では、採用担当者に伝えるポイントや注目しているポイント、例文も多数紹介していますので読んでみてくださいね。
関連記事:
面接でも使える!介護職の履歴書で志望動機がうまく書けない方に職種・施設別に事例と3つのポイントを解説
志望動機の次は仕事を探そう!介護職特化おすすめ転職サイト3選
ここからは、介護職特化のおすすめ転職サイト3選を紹介します。自分に合いそうな転職サイトを選んで、まずは利用してみましょう。
- 介護求人ラボ
- かいご畑
- クリックジョブ介護
介護求人ラボ

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取り扱う求人内容は、ホームヘルパー・介護福祉士・ケアマネージャーまで幅広く掲載しています。他にも、独自の非公開求人も多いのが特徴です。
以下に、他に良い点をまとめました。
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公式ページ:
介護求人ラボの詳細はこちらかいご畑

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以下に、かいご畑の良い点をまとめました。
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公式ページ:
介護職の就業・転職は介護専門求人サイトかいご畑
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取り扱う求人は、介護資格がある方向けの求人が多いため、介護初任者研修以上の方におすすめです。
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クリックジョブ介護【まとめ】例文を活用して志望動機を完成させよう
この記事では、まとめとして志望動機の書き方やポイント、注意点から例文まで詳しく解説しました。
介護職の志望動機を書くには、まず自己分析し、応募先に合わせて書くのが重要なポイントです。
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