記事内には広告が含まれています。

【例文あり】転職の志望動機の書き方とは?面接で好印象を与えるポイント

【例文あり】転職の志望動機の書き方とは?面接で好印象を与えるポイント

転職活動で欠かせない志望動機そして理由。これが採用の決め手になるのも少なくありません。

でも「どう考えればいいのか、どのように伝えればいいのか」と、迷ってしまう方もいるのではないでしょうか?

この記事では、経験者・未経験者を問わず、転職の志望動機の書き方と例文を解説しています。

この記事を最後まで読むと、志望動機の伝え方のポイントもわかりやすくアドバイスしていますので、志望動機を明確にして採用担当者に魅力を伝えましょう。

志望動機の基本的な書き方

はじめに、志望動機の基本的な書き方を、4つに分けて解説します。

  • 志望動機を書くための基本
  • スキルや経験を活かす「職務経歴の強み」
  • 応募企業で実現できる「キャリア目標」
  • 適切な文字数で伝える

志望動機を書くための基本

以下は、志望動機の基本的な書き方のポイントです。

  • 自己分析を行い、自分の価値観やスキルを整理する
  • 応募先の企業や業界のリサーチを深める
  • PREP法(結論→理由→具体例→再結論)で構成する

以下のポイントを意識しながら、説得力のある志望動機を作成しましょう。

スキルや経験を活かす「職務経歴の強み」

応募企業が求める経験やスキルと、自身が提供できる強みを結びつけるのが大切です。

そのためには、以下の2つが重要なポイントです。

  • 求人情報や企業のホームページを詳しく調査し、企業のニーズを理解する。
  • 自身の職務経歴やスキルを整理し、企業にとってのメリットを明確にする。

例えば過去の成功例として、特定の業界で培ったスキルを新しい職場でどのように活かせるかを、具体的に伝えるのが挙げられます。

応募企業で実現できる「キャリア目標」

次に、自分のキャリアプランを具体的に提示し、その企業でなければならない理由を説明します。

  • 「職務経歴の強み」をどのように活用し、企業に貢献できるのか。
  • 転職を通じて達成したいキャリア目標や、新たな挑戦を具体的に述べる。

例えば、応募企業の理念や文化が自身の価値観と一致する部分や、特定のスキルを活かした成長できる可能性を具体的に説明すると説得力が増します。

適切な文字数で伝える

志望動機を効果的に伝えるためには、文字数のバランスが重要です。

  • 指定がなければ200〜300字程度を目安に簡潔にまとめる。
  • 長すぎると要点が伝わりにくく、短すぎると熱意が欠けていると見なされる。
  • 結論→根拠→企業の魅力→入社後の目標という流れで論理的に整理しましょう。

文字数を意識しつつ、応募企業が求めるキーワードやフレーズを自然に取り入れると、内容をより魅力的に仕上がります。

志望動機の書き出しと締めくくりも重要なポイント

志望動機の書き出しと締めくくりは、採用担当者に好印象を与える鍵となります。

書き出しのポイント

文章の冒頭は、採用担当者の興味を引く内容にしましょう。特に志望動機の書き出しでは、成功事例として結論から明確に記載する方法です。

書き出し例:これまでの経験を活かし、貴社の〇〇分野で貢献したいと考えています。

応募企業に合ったスキルや経験を示し、その動機を補足するエピソードを加えて説得力を高めます。

締めくくりのポイント

文章の締めくくりでは、入社後にどのように活躍し、貢献できるかを明確に述べるのが重要です。

締めくくり例:これまでの〇〇経験を通じて、貴社の目標達成に貢献できる人材となれるよう尽力します。

上記により、採用担当者が具体的なイメージを持ちやすくなります。

特に、応募企業でのキャリア目標を示しつつ、自分が戦力になれる点を強調するのが重要です。

上記の書き出し・締めくくりポイントを参考に、採用担当者に響く内容を心がけましょう。

採用担当者にマイナス印象を与えるNGな志望動機とは?

志望動機の書き方や伝え方次第では、採用担当者に悪い印象を与える可能性があります。

ここでは、よくあるNG例を4つ挙げ、それぞれに適切な改善例を解説します。

自分の志望動機が当てはまらないか確認し、必要に応じて修正を加えましょう。

NG例:給料が良い・休みが多い

・給料が高いから志望しました。
・休みが多いので、自分に合っていると思いました。

・貴社で整った環境で自分のスキルを発揮したいと考えています。とくに福利厚生に力を入れている部分がきっかけで、応募いたしました。
・ワーク・ライフバランスを重視する方針に共感し、メリハリをつけた働き方で成果を上げたいと考えています。

待遇や条件面は志望動機として触れても構いませんが、主な理由にすると意欲が伝わりません。

条件面に言及する場合は「整った環境で貢献したい」のように、前向きな内容に言い換えましょう。

NG例:志望動機と退職理由に一貫性がない

・前職で人間関係がうまくいかなかったので、貴社で自分の理想を実現したいと考えています。
・前職ではやりたいことを実現できませんでした。貴社は環境が整っていると聞き、志望しました。

・前職で成果を上げるために、周囲と協力しながら最善を尽くしましたが、目標達成が難しい環境でした。貴社ではチームワークを活かしてさらに貢献したいと考えています。
・前職ではやりたかった業務に携わる機会が少なく、本来やりたかった業務に力を入れている貴社で、自分のスキルを発揮したいです。

志望動機と退職理由に矛盾があると、採用担当者に不信感を与える可能性があります。

前職で努力した点や解決が難しかった理由を具体的に述べ、それを志望動機に結び付けて一貫性のある内容にしましょう。

NG例:学ばせていただきたい

・経験を積み、スキルも身に付けたいです。
・学ばせていただきたいです。

・貴社での業務を通じて、これまでの経験をさらに高めながら、具体的な成果を上げたいと思っています。
・前職で培ったスキルを活かして、貴社の業務や目標達成に貢献したいです。

学ぶ姿勢を伝える場合は、前職の経験を活かしつつ、具体的にどのように貢献するかを明確にしましょう。

【例文集】志望動機の書き方(第二新卒・未経験・フリーター・経験者・ブランク)

転職を考える際、企業に合わせて志望動機を書くのが重要です。ここでは具体例を挙げ、どのように書けば採用担当者の心をつかめるかを5つの例文を紹介します。

  • 第二新卒の志望動機の書き方|介護職から介護事務への転職
  • 未経験の志望動機の書き方|経理職から税理士への転職
  • フリーターの志望動機の書き方|アルバイトから正社員への転職
  • 経験者の志望動機の書き方|営業職から営業職への転職
  • ブランクがある方の志望動機の書き方|介護職から介護職への再就職

例文:第二新卒の志望動機の書き方|介護職から介護事務への転職

前職で介護職として培った知識とスキルを活かし、介護事務への転職を考えています。

現場の介護経験を踏まえ、サポート業務の重要性を実感し、パソコンスキルを磨いてきました。

貴社のチームワークを重視する方針に共感し、介護現場を支えるポジションで貢献したいと考えています。

・適性や自己啓発の具体例を挙げて信頼感を与える
・経営方針への共感を示し、企業との相性をアピール

例文:未経験の志望動機の書き方|経理職から税理士への転職

前職の経理職で日々の売上管理や報告を担当していた中で、数字を扱う仕事に興味を持つようになりました。

そこで、税理士を目指し在職中に簿記3級を取得しました。

貴社が未経験者を育成する風土を大切にしている点に惹かれ共感しています。

これまでのパソコンスキルと簿記の知識を活用し、迅速に業務を習得して戦力となりたいと考え、志望いたしました。

・未経験の職種を目指す理由を明確に伝える
・自己啓発をアピールし、即戦力になれる姿勢を伝える

例文:フリーターの志望動機の書き方|アルバイトから正社員への転職

学生時代から販売店で接客を担当し、最近ではシフト管理を通じて店舗運営に興味を持つようになりました。

貴社の実力主義でキャリアを築ける制度に惹かれ、正社員として店舗運営に貢献したいと考えています。

これまでの接客経験を活かし、地域の方々に愛される店舗作りを目指します。

・正社員として挑戦したい明確な動機を示す
・アルバイト経験を通じて培ったスキルを強調する

例文:経験者の志望動機の書き方|営業職から営業職への転職

これまで代理店営業を経験してきましたが、現職では成果が十分に評価されず、より実績重視の環境で力を発揮したいと考えました。

貴社は代理店営業だけでなく、メーカー営業から商社営業まで幅広く、実績に基づく昇給制度を導入している点に魅力を感じています。

これまで培った営業スキルを活かし、貴社で売上拡大に貢献したいと考えています。

・現職の課題を述べつつポジティブな転職理由を伝える
・求人情報に基づき、企業が求める人材像に自分を重ねる

例文:ブランクがある方の志望動機の書き方|介護職から介護職への再就職

結婚・出産を機に退職してから約5年が経過しましたが、子育てが落ち着いたため介護士として復職したいと考えています。

前職の経験と、子育てを通じて得た視点を活かし、ご家族様と利用者様との信頼関係を築ける介護士を目指します。

貴社の一人ひとりを大切にする理念に共感し、志望いたしました。

・ブランクの理由を前向きに説明する
・ブランク期間の経験を仕事に活かす意欲を伝える

応募書類と面接で志望動機を一貫させる重要性

履歴書や職務経歴書に記載した志望動機は、面接でも基本的に同じ内容で構いません。ただし、応募書類に書ききれなかったエピソードや具体例を面接で補足すると、より魅力的に伝えられます。

面接で効果的に志望動機を伝えるには、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 転職の志望動機は声を出して2分程度で収める
  • 志望動機を話すときの態度と話し方を意識する
  • 応募書類と面接を一貫させるための注意点

転職の志望動機は声を出して2分程度で収める

志望動機は、面接で話す際に2分程度で収まるよう簡潔にまとめるのが理想です。

具体的なエピソードを記載する場合、採用担当者に自分の人柄や能力、企業での活躍をイメージしてもらいやすくなります。

例を挙げる際は、仕事での成果や努力のプロセスなど、採用後に役立つ点を中心に話すと効果的です。

志望動機を話すときの態度と話し方を意識する

面接では志望動機を伝える際に、話し方や態度が採用の評価に大きく影響します。自信がなさそうに見える態度や聞き取りづらい話し方は、良い内容を台無しにするため、以下のポイントを意識しましょう。

  • 採用担当者の目を見て話す
  • 適切な声量とスピードで話す
  • 姿勢を正し、笑顔を心がける

事前に声に出して練習したり、自分の話す様子を録画して確認したりすると、本番でも落ち着いて話せるようになります。繰り返し練習すると自信がつき、説得力も高まります。

応募書類と面接を一貫させるための注意点

面接では応募書類を基に質問される場面が一般的です。志望動機や理由が書類と大きく異なると、採用担当者に不信感を与える可能性があります。

そのため、書類作成の段階でしっかり準備し、面接で補足説明できる内容を盛り込んでおくのが重要です。

また、履歴書では「貴社」、面接では「御社」と使い分けるなど、言葉遣いにも注意しましょう。

書類と面接の一貫性を意識すると、企業への熱意や真剣さが伝わりやすくなります。

【まとめ】志望動機の書き方を工夫し転職を成功させよう

転職活動における志望動機は、応募先企業への熱意や自分の強みを伝える重要なポイントです。志望動機で採用担当者に好印象を持たれれば、内定を勝ち取るチャンスが広がります。

志望動機を作成する際は、例文を参考にするのが効果的です。ただし、そのまま使うのではなく、自分の経験や強みを深掘りし、企業に合わせた内容にカスタマイズしましょう。例文を土台にしながら、自分だけの言葉で熱意を伝えるのが大切です。

転職活動は不安や悩みもつきものですが、丁寧に準備を進めていくと成功に近づきます。自分の目標ややりたいことを明確にし、それを実現できる志望動機を作り上げる過程で、自然と自信もついてくるはずです。

採用担当者に「ぜひ一緒に働きたい」と思わせる志望動機を完成させ、理想の転職を叶えましょう。あなたの挑戦を応援しています!

以下の記事は新卒向けですが、志望動機作成のコツや今すぐ使える3ステップは役立つので、合わせてご覧くださいね!

関連記事:
内定に近づく!新卒が知っておきたい志望動機作成のコツと今すぐ使える3ステップを解説

志望動機
\記事をシェアする/
この記事を書いた人
よん

介護歴10年以上。介護施設の施設長及び事業所の管理者経験を経て、2025年から介護福祉士フリーランスとして活動中。趣味は料理・水耕栽培・ライティングです。好きな食べ物は、チョコレートとフレンチトーストです。よく作る料理はトマたまパスタです。

よんをフォローする

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました