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介護職員の私が辛くて辞めたいと感じた4つの理由と経験談すぐに試してほしい3つの対処法も解説

介護職員で私が辛くて辞めたいと感じた4つの理由と私の経験談や試してほしい3つの対処法なども解説

今の介護現場が辛いから辞めたい

こんなお悩みを抱えていませんか?

介護現場で辛い思いをすると辞めたい気持ちになりますよね。

本記事では、介護職員の私が辛くて辞めたい4つの理由と経験談を解説しています。

本記事を読めば、辞めたい理由に対して対処法が分かり介護職を辞めたい気持ちが緩和されるので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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介護職員の私が辛くて辞めたい4つの理由と経験談

介護職員が辛くて辞めたい4つの理由と私の経験談

はじめに、介護職員の私が辛くて辞めたい4つの理由と経験談を解説していきます。

介護職員の私が辛くて辞めたい4つの理由と経験談
  • 人間関係がうまくいかない
  • 将来性を感じない
  • 給与がやすい
  • 身体的・精神的に辛い

人間関係がうまくいかない

介護現場では、人間関係がうまくいかない人も少なくありません。

令和3年度の介護労働実態調査によると、介護現場の人間関係でうまくいかない理由が18.8%(前年度16.6%)と多く見られています。

実際の介護の現場では、他の職員と協力して仕事をする場面が多くあるため、人間関係がうまくいかなくなる可能性が高いです。

もし、一度でも人間関係が悪くなると、そこから元に戻すのは難しいでしょう。

人間関係がうまくいかなくなった経験談

私も経験していますが、過去に3年半ほどグループホームに勤めていた頃に、些細な意見の対立がありました。

そのことで、陰口や嫌がらせを継続的に受けるようになりました。

もちろん、人間関係の改善を図るべくコミュニケーションをとりますが、相手が改善する意志がないと解決しません。

一方で、3年近く有料老人ホームに勤めていた頃は、職員の人数が多かったため、他の職員と協力して仕事を続けられました。

私の経験上、職員が少ない環境で人間関係がうまくいかなくなったときは、一度は改善を試してみてください。それでも難しいときは、我慢せずに転職した方が良いと思います。

職場では人間関係を良くしようって思わず、最低限で悪くならないでいようとするだけで、気持ち楽になります。

銀さん【継続できる介護】(@ginsannokaigo Nov 16, 2022)

将来性を感じない

中には将来性を感じない介護施設もあります。

というのは、介護現場で資格を取得しても手当てが望めず、上司にリーダーなどの役職を希望しても役職の空きがなく現状維持が続くからです。

一方で、将来性のある介護施設も中には存在します。

例えば、介護福祉士などの資格を取得すれば、賃金規程に従い手当てが支給されたり、上司にリーダーや管理者になりたい希望を出したりすると、役職に就けるように考慮してくれる介護施設です。

将来性を見出してきた経験談

介護業界は、会社にもよりますが、どこまでやるかで将来性も変わってきます。

というのは、資格も取らず役職にも就かず、普通に働くだけなら現状維持です。

しかし、介護福祉士の資格を取得したり、管理者研修を受けて管理者になったりすれば、手当てが支給され収入も増やせます。

さらに、自分で施設をやりたい人は、施設を建てるために経営学を学び、資金調達のために貯金をしたり融資を受けたりして、事業を始めることも可能です。

現に私が管理者兼施設長になっています。今は経営学も学びながら、チャンスがあれば自分で事業を起こしてみたいと考えています。

将来も現在も介護士は需要があると思うが、介護士としての待遇の現状に将来性があまり感じれない。

介護士うみちゃん(@umichankaigo Apr 1, 2019)

給与がやすい

介護業界は、他業種に比べると給与が安いです。

その理由は、介護業界の給与が介護報酬に関係しているからです。

そのため、事業所や施設の利用者が少ないところは、どうしても給与がやすくなります。

最近では、処遇改善加算や特定処遇改善加算、ベースアップ加算を支給する会社もあるため、そういった会社を選ぶと給与が上がります。

上記以外の手当てで給与を上げるには、夜勤手当、資格手当、役職手当があります。

私が介護の求人を探すときの経験談

私が介護業界で、求人を探すときに見ていたポイントを書きます。

はじめに、基本給から確認します。基本給は賞与に関係しているため、賞与が支給される会社を選ぶようにしています。

気を付ける点は、賞与の中に処遇改善加算が含まれているケースもあるため、毎月お給料で支給されるのか、賞与でまとめて支給なのか確認が必要です。

次に、さきほど解説した処遇改善加算や、ベースアップ等加算が支給される会社なのかを確認します。ちなみにすべての加算が支給される会社なら、1万から3万円ほどの手当てが期待できます。

他には、資格取得制度や研修制度が充実しているか見ておくと良いです。会社が資格取得制度を支援しているなら、実質無料で資格を取得できるため、お得なうえに給与も増やせます。

もし、会社に研修制度があるなら、積極的に受けた方が良いです。というのは、実践者研修やリーダー研修、管理者研修などは、会社から手当てが支給される対象になっている可能性が高いからです。

最後は、会社にもよりますが施設形態です。実際に私が勤めていた会社の手取りを紹介します。

  • 有料老人ホームは夜勤込みで手取り12~15万程度
  • デイサービスは手取り12万程度
  • グループホームでは夜勤込みで手取り15~18万程度
  • ケアハウスは夜勤込みで手取り15~18万程度

上記の他には、年2回の賞与がありました。

基本的に、夜勤をしなければ給与はやすいため、稼ぎたいなら夜勤がある施設で働くと良いです。

給与やすいところにわざわざきませんよね。
夜勤して14万、夜勤なしだと11万位って終わってない。
小さい施設ほど報酬あげるべき。

ERORE(@EROCMJ Feb 16, 2022)

身体的・精神的に辛い

介護の仕事は、身体的精神的にも辛い場面があります。

その理由の1つは、介護度が3以上になってくると、介助の割合が増えてくるからです。

具体的には、入浴介助や排泄介助などの身体介助が必要になるため、身体的な負担が増えます。

他にも、介護業界の夜勤では長時間拘束されるため、身体的・精神的にも疲れ果てます。

一番きつかった施設形態の経験談

私が一番きつかった施設形態は、グループホームです。

グループホームとは、認知症を患っている入居者9名が共同生活をしている施設です。グループホームでは一人夜勤のため、なにかあっても一人で対応しなくてはいけません。

具体的に、夜間帯では入居者の徘徊やトイレ頻回、帰宅願望などがあります。日によっては朝まで同じ状況が続くため、身体的・精神的にもきついです。

さらに、身体拘束ゼロを目指していたため、転倒リスクが高い入居者がいても人感センサーが使えず、どうしようもない状況で転倒する場面もありました。

もちろん、対策として居室ドアを開けて音や目視で気付くようにしたり、近くで見守りしたりしていましたが、他の入居者の対応をしている最中はどうにもならないです。

そんな日は休憩も取れません。

にも関わらず、上司や他の職員から理不尽にいろいろと言われるわけです。そんな日々に身体的にも精神的にもきつかったことを思い出します。

なんだろう
介護って精神的にきついけど
肉体労働的にはそんなに
って言われる事あるけど
素直に…そうだね…とは言えない
自分がいる💦介護の仕事しかやったことないもんで他の仕事の事はわからないけど💦…私は辞めたからあれだけど身体的にも辛いことあったんだよね💦

アヤ(falry)育児中(@himawariarasi31Dec 14, 2019)

介護現場を辞めたいと感じたら試してほしい3つの対処法

介護現場を辞めたいと感じたら試してほしい3つの対処法

介護現場で働いていたら、辞めたいと感じる場面もありますよね。

ここでは、介護職を辞めたいと感じたときに、試してほしい3つの対処法を解説していきます。

介護職を辞めたいと感じたときに試してほしい3つの対処法
  • 家族や知人に相談する
  • 辞めたい理由を整理する
  • リフレッシュ休暇をとる

家族や知人に相談する

介護現場で辞めたいと感じたら、家族や知人に相談してみましょう。

なぜかというと、一人で考えても視野が狭いため、良い方向にいかないからです。

例えば、1人で辞めたい気持ちになっているときに辞めないで良い方法を考えても、気持ちに余裕がなければ見つかりません。

しかし、あなたをよく知る家族や知人なら、客観的な視点から良い解決方法が見つかる可能性があります。

実際に家族や知人に相談した経験談

私は過去、介護職を辞めたい気持ちになったときに、家族に相談したことがありました。

そのときは、家族から「よくがんばった」「また良いところを探せばいい」などと、これまで頑張ってきたことを肯定してくれて味方になってくれました。

家族への相談は、良いアドバイスがなかったとしても、自分のメンタルを癒す効果もあります。

気を付ける点は、知人に相談するときで、同じ職場の同僚には相談しないことです。

というのは、どんなに仲が良くても同じ職場の同僚に相談してしまうと、相談した内容が周囲に広がる可能性があるからです。

そんな状況になると、相談内容にもよりますが、もはや辞めるしかなくなってしまいます。

もし、知人に相談するときは、同じ職場以外の知人に相談するのがおすすめです。

長い人生の中で無理をする必要はありません。

介護職を辞めたいと感じたのなら、辞めてもいいと思います。そのまま改善に向けて何かやってみるのも良いです。

仕事来たら来たで楽しいんやけど(やっぱり介護職が好き)
やっぱりもう、週5、1日8時間勤務のフルタイムで働くのはしんどいわ。 
いつまためまいで倒れるか分からんし。

せめて週に3回勤務、そして辞めるという選択肢もある。
また職場と旦那と相談やなぁ。
でも、私はもう辞めたいなになってるな

とまと🍅(@minimini04281 Apr 11, 2022)

辞めたい理由を整理する

まずは、介護現場を辞めたい理由を書き出して整理してみましょう。

その理由は、介護職を辞めたい理由が明確に分かれば、解決できるかもしれないからです。

もしそこで、感情的に動いて仕事を辞めてしまうと、後悔する可能性があります。

上記を踏まえて、介護現場を辞めたい理由を整理してみてください。

介護職辞めたい理由は仕事がきつい、汚い、給料安いの他に精神的苦痛もあると思うわー(:3 」∠)

あげは…ドールKAITO発売待機( ˙꒳​˙ )チョコン(@aaCpJilHCtS5H0F Mar 9, 2020)

介護職辞めたい理由は人間関係じゃなくて介護拒否とかキツい利用者の対応に疲れたの…
あとは時間に追われる業務の量…

たくみんฅ猫🐈(@hsp_coffee Jun 13, 2022)

リフレッシュ休暇をとる

介護現場で辞めたい気持ちになったら、有休やリフレッシュ休暇を取得しましょう。

というのは、自分の心と身体がリフレッシュできたら、仕事に対しても「また頑張ろう」と思えるようになるからです。

実際に、有休やリフレッシュ休暇中は、自分がやりたかったことや趣味に没頭してみてください。

現実ではリフレッシュ休暇がなかった経験談

私は何回か転職を繰り返していますが、勤めてきた会社にリフレッシュ休暇はありませんでした。

過去に勤めてきた会社では、公休日以外で月に1回の有休が取れたら良い方でした。

そんな中でも、自分のやりたいことや趣味の時間を確保していたので、なんとか仕事を続けていました。

ちなみに、休みの日に自分のやりたいことや趣味に没頭すると、「また明日から仕事かぁ」「次の休みの日は海に行こう」などと、定期的にモチベーションを上げられるためおすすめです。

休みって、4~5日だと休み明け嫌な気持ちになるけど、1ヶ月休めば働きたいって思うようになるよね。
欧州にはリフレッシュ休暇って言うのがあって、介護職の鬱予防に効果があるんだって。
人件費だ選択と集中だなどと言って休ませないで離職されるより、理に適ってるよね。

覇勢川(@henri_hasegawa Aug 17, 2015)

【Q&A】介護職を辞めたい人のよくある質問

ここでは、介護職を辞めたい人の質問に回答しています。

介護職を辞めると決めたらどうしたらいいですか?

すぐに仕事を辞めてしまうと無職になるため、働きながら転職先を探しましょう。

まずは、ハローワークやインターネット上から求人情報を見つけることです。

【関連記事】【経験談有】介護職で私がパートを辞めたいと思った3つの理由や退職方法とWワークも解説

仕事を辞める話を上司に言えない

介護職を辞めると決断しても、なかなか上司に言えない人もいますよね。

まずは、介護職を辞めるために退職届を書きましょう。

提出方法は、直接渡すのが理想ですが渡しづらい人もいるため、上司のデスクの上に置いたり郵送で送ったりする方法もあります。

もし、上司が受け取らないときは、退職代行をやっている労働組合や弁護士法人に依頼するのも良いでしょう。

【まとめ】介護職を辞めたい理由があるなら転職もあり

本記事では、介護職員が辛くて辞めたい4つの理由と、私の経験談や試してほしい3つの対処法なども解説しました。

介護業界で働いていると、辞めたい気持ちになる場面が出てきます。そのときは、感情的に行動せず冷静になることが大切です。

まずは、介護職を辞めたい理由を明確にして、その対処法を考えてみてくださいね。

こちらのまとめ記事「介護職を辞めたい理由と8つの対処法!退職するタイミングも解説」では、さらに詳しく解説していますので、合わせて読んでみてくださいね。

この記事の監修者
yon

現役の介護事業所の管理者兼施設長。介護歴10年以上。経歴はデイサービス兼有料老人ホーム(約3年)、訪問介護(約3年)、グループホーム(約3年半)、何もない状態から事業所とシェアハウスを運営。片手間に記事の監修。転職系・介護系の記事も執筆。掲載している記事の一部に筆者の主観や経験が含まれている。直接ご相談も受け付けていますので、お仕事の悩みや問題、ホームページへの掲載依頼などもお問い合わせください。

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