転職活動を始めたものの「やっぱり現職に残るべきか迷っている」といった方もいるのではないでしょうか。
私も転職活動で、現職に残るか悩んだ経験があるので、その気持ちが分かります。当時は現職に残らず転職したのですが、入職後に条件が変わっていて後悔した経験もあります。
本記事では、私のような結末にならないように、現職に残る3つの理由や当時の失敗した経験談を解説しています。
本記事を最後まで読めば、現職に残らない3つのケースや内定辞退する方法も分かり、自分がどうするべきか判断できるでしょう。ぜひ最後まで読んでいただき、参考にしてもらえれば幸いです。
転職活動した後に現職に残る3つの理由
転職活動を始めたのは良いものの、もしかして現職の方がいいのでは?と思う方もいるでしょう。
ここでは、転職活動を始めた後に、現職に残る理由を3つ解説します。
転職する理由があいまい
転職する理由があいまいの方は、現職に残りましょう。
というのは、転職する理由があいまいの場合は、転職活動がうまくいかないからです。
もし転職活動がうまくいっても、転職先でも同じ状況になります。
以上を踏まえて、転職活動中の方は、現職に残り転職理由を明確にしましょう。
留まるのも勇気。転職するのも勇気。1番いけないのはなんとなく現職に留まる。なんとなく転職。
中田潤一@キャリアとチャンコ🍲(@izulnakata 8:31 PM · Oct 9, 2022)
内定後のリサーチで合わないと気づいた
内定後のリサーチで合わないと気づいた場合は、迷わず現職に残りましょう。
その理由は、そのまま転職してしまったら、自分に合わない部分が辞める原因になるからです。
上記のように、内定が確定した場合は、しっかりリサーチして自分に合っているか調査しましょう。
今の会社、入社前から違和感があって(内定後の対応とか)
入社後も違和感?だらけで。
自分と合わないなーって思って。
でも一年目で辞めていいのかな、とか辞めた所で社会人として自分は大丈夫かなとか、転職しても今と同じままかなとか、
色々考えてズルズルきてしまった
まままま(@6GwqkG3nbj96VGl 7:41 PM · Oct 28, 2019)
現職の仕事以外に興味が沸いた
現職の仕事に不満はなくても、身体が慣れてくると他の仕事にも興味が沸いてくるものです。
他の仕事に興味が沸く理由は、身体が仕事に慣れてくると、考える余裕ができるからです。
転職活動を始めた理由で現職に残らない3つのケース
現職に不満があり、転職活動を始めた方もいるでしょう。
中には、会社の体制や人間関係、キャリアアップしたい方もいます。
続いては、現職に残らないケースで、以下の3つを解説します。
善悪の問題
現職で会社に対して善悪の問題があるのなら、転職先を探した方が良いでしょう。
なぜなら、このまま仕事を続けても、精神的に限界がきてしまい長く働けないからです。
強い方々は理解してない。ダメな会社なら従業員が逃げればよい。逃げられないのは甘えって話なら労働法とかいらないよね。法令違反の会社を取り締まってくれるなら、労働者はわざわざ転職するみたいなハイリスクをやらずに済むわけですので。それができた自身の能力の高さで相手を殴ってはいけない
moltoke◆Rumia1p(@moltoke_Rumia1p 12:52 PM · Aug 16, 2018)
人間関係がうまくいかない
職場の人間関係がうまくいかない方もいるでしょう。
そんなときは、身近な人に相談や考え方を変えてみます。
それでも改善しない場合には、現職に残らず転職を考えます。
一方で、人間関係がうまくいきそうな場合は、現職に残り様子を見るのも良いでしょう。
職場の別れの大半は、人間関係
異動や転職、新規入社、メンバーが入れ替わることには大きな意味を持つ。
そして、影響も大きい。代わりの効く仕事でなければ尚のこと。
どんな活動でも人と協働することが大半。
だからこそ関係の質にいつもで注目する必要がある。
日下部竜太◆RARECREW社長/25歳で介護業界へ転身した元理系研究者(@RARECREW_CEO 7:41 AM · Oct 7, 2022)
キャリアアップしたい
現職でキャリアアップできるなら転職する必要はありませんが、そうでなければ転職するしかないです。
転職活動で内定したけど現職に留まる人の内定辞退する方法
次は、転職活動で内定獲得したものの、希望の条件になっていなかったケースです。
ここでは、内定辞退して現職に留まる連絡方法を、3つ解説します。
内定辞退の連絡をする期間
内定辞退の連絡は、一般的には1週間以内にするのがマナーです。企業側は採用を前提として内定を出しているため、内定辞退をするなら連絡は早く入れるようにしましょう。
他にも、内定通知が来る前に現職に残ることを決めているなら、先に内定辞退の連絡をしても問題ありません。企業側も内定辞退と分かれば、新たに採用者を探せるため助かるはずです。
実は、内定承諾書にサインをしたあとでも、入社予定日の2週間前までなら内定辞退はできます。
なぜかというと、企業の内定承諾書には法的効力がないため、双方が合意のうえなら内定辞退が可能なのです。
「いつまでに内定辞退の連絡をすべきか」の相談を受けるのだけど「オファーを受けないなら早めに辞退して」と言ってる。理由はシンプルであなたが思っている以上に企業は本気で採用をしていて、あなたがダメなら他を探したいから。転職はお見合いみたいなもので、思わせぶりはよくないのよ…。
焼酎ハンター🦸🏻♀️ゆり|40-50代の転職を応援(@shochu_hunter 5:28 AM · Sep 3, 2022)
内定辞退の連絡方法
内定辞退は、できるだけ早く電話で伝えるのがマナーです。ただし、電話をする時間帯は相手企業の営業時間内にしましょう。
もし、電話をして相手企業が休業日だった場合は、電話した旨をメール文に書いて送信し、後日あらためて電話する流れにするのが丁寧です。
ただし、メールで内定通知を受け取ったときは、メールでも問題ありません。
ちなみに、転職エージェントを利用して内定をもらっている方は、アドバイザーに内定辞退する旨を伝えましょう。
内定辞退の理由は伝えないほうがいい?
内定辞退の理由は、自分から伝えなくて問題はありません。
というのは、内定辞退の理由を聞かれてもいないのに、自分から企業にそのまま理由を伝えてしまうと、マイナスイメージを与えてしまうからです。
ちなみに、企業側から理由を聞かれるケースもありますが、そのときは内定辞退の理由を伝えます。
前文のように、企業側から聞かれない限りは失礼のない範囲で「一身上の都合により」「第一志望が決まりました」などの理由にしましょう。
【Q&A】転職活動で内定辞退した場合の質問
ここでは、転職活動で内定辞退した場合の質問に答えます。
内定後の辞退はどうなるの?
企業側は、正当な理由がない限り、内定を打ち切ることができません。
内定者側は、内定辞退の意向を伝えれば辞退できます。
内定辞退のべナルティはありますか?
内定辞退のペナルティは一切ありません。
ところが、企業によっては損害賠償や違約金など請求してくる場合があります。
ですが、法律上の内定では、お互いの事情により解除する約束になっているため、ペナルティを受けるような契約は成立しません。
とはいえ、企業側も採用するつもりで内定を出しているため、内定辞退をするのなら早く伝えるのがマナーです。
内定辞退の理由で多かったのは?
もっとも多かった内定辞退の理由は「希望の条件ではなかった」というものです。
例えば、内定をもらう前の企業情報では希望の条件だと思っていたら、内定後の話で合わないと気づいたケースが挙げられます。
気を付ける点は、内定が決まったと安心して入社してしまうと「こんなはずじゃなかった」となる可能性が高いため、必ず内定後は詳しく話を聞いておくことです。
【まとめ】転職活動して現職に留まるのもあり
本記事では、転職活動で現職に残る3つの理由や失敗した経験談と、内定辞退する方法も詳しく解説しました。
転職活動をするからには、明確な理由を持ってやらなければ後悔する結果につながります。
また、内定が確定したあとの辞退方法も、相手企業に配慮して早く伝えることも大事です。
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