「新卒で介護職で働きたいけど、志望動機がうまく書けない」こんなお悩みはありませんか?
いざ介護職の志望動機を書こうとしても、何を書いて良いのか分かりませんよね。私も、最初の頃は何を書いて良いのか分からず、志望動機に苦労しました。
この記事では、介護職を志望する新卒の方に向けて、志望動機を書く前の2つの準備と内定率を上げる書き方、3つの注意点も解説しています。
最後まで読めば、例文を参考に新卒でも志望動機が書けるようになるので、他の新卒の方より就活を有利に進められます。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
【新卒編】介護職の志望動機を書く前に準備する2つのこと

はじめに、介護職を志望する新卒の方に向けて、志望動機を書く前の準備を2つ解説します。
応募先が求めている人材を調べる
応募先の採用担当者が、求めている人材を調べましょう。
というのは、事前に採用担当者が求める人材を調べておかないと、せっかく志望動機を書いても「採用したい」と思われない可能性があるからです。
まずは、応募先の情報収集を行い、どんな人材を求めているのか調べておきましょう。
介護職を選んだ理由を明確にする
なぜ介護職を選んだのか、志望動機を書く前に理由を明確にしましょう。
その理由は、事前に介護職を選んだ理由を明確にしておくと、明確に伝わる志望動機になるからです。
よくある理由として、「人手不足」「世話好き」「やりがい」「身内の介護」が挙げられます。
上記の理由に加えて、新卒のあなたの熱意や経験を採用担当者にアピールするために、介護職を選んだ理由を明確にしておきましょう。
【新卒編】介護職の志望動機を作成する3つの注意点

続いては、介護職を志望する新卒の方に、志望動機を作成する注意点を、3つ解説します。
- 学びたいと書かない
- あいまいに書かない
- 応募条件しか書かない
学びたいと書かない
新卒の方が書いてしまいがちな「学びたい」は、志望動機に書かないようにしましょう。
というのも、採用担当者に「学びたいだけなのか?」「働く意識はあるのか?」と、マイナスイメージを持たれるからです。
具体的には、介護現場は働く場所であって、学ぶだけの場所ではありません。
以上を踏まえて、学びたい気持ちは大切ですが、志望動機には違う表現で書きましょう。
あいまいに書かない
新卒では介護現場の経験がないため、あいまいな志望動機になりやすいです。
志望動機があいまいになると、採用担当者に熱意や本気度が伝わらない可能性が高くなります。
一例を挙げると、「御社のホームページを見て応募しました」が挙げられます。
上記を踏まえて、採用担当者からあいまいと思われない志望動機を書きましょう。
応募条件しか書かない
志望動機を書くときは、応募条件のみにならないようにしましょう。
というのは、応募条件しか書かれていなかったら、採用担当者から「応募条件しか見ていない」と思われるからです。
採用担当者から見れば、応募条件が合致しただけで、応募先施設のどこに興味を持ったのか、新卒でアピールできる内容も書いていないと見られます。
上述を踏まえて、志望動機を書くときは、応募条件だけにならないようにしましょう。
【新卒編】介護職の内定率を上げる志望動機の書き方

ここからは、介護職の内定率を上げる志望動機の書き方を、新卒に向けて解説します。
- 分かりやすくPREP法で書く
- 応募先を選んだ理由を書く
- 入職後にどうキャリアアップしたいか書く
分かりやすくPREP法で書く
新卒で志望動機を書くのが苦手な方は、以下のPREP法で書くと良いでしょう。
- 結論
- 理由
- 具体例
- 改めて結論
上記の流れで志望動機を書くと、採用担当者に分かりやすく伝えられます。
PREP法で書くときは、接続詞として「てにをは」を正しく使えているか、語尾では「です・ます」調が続いていないか意識するのも重要です。
志望動機を一通り書き終えたら、きちんとPREP法になっているか、接続詞や語尾も確認してみましょう。
応募先を選んだ理由を書く
介護職の志望動機には、応募先を選んだ理由を具体的に書きましょう。
その理由は、応募先を選んだ理由が書かれていなければ、志望動機に説得力がなく熱意も伝わらないからです。
具体的に書くためには、応募先施設の強みや方針、ホームページ、サービス内容を知る必要があります。
以上を踏まえて、応募先を選んだ理由を書ければ、採用担当者に新卒者の入社意欲が伝わるため、採用率を上げられます。
入職後にどうキャリアアップしたいか書く
新卒から入職したあとで、具体的にどうキャリアアップしたいかアピールしましょう。
というのは、入職後にキャリアアップまで考えているなら、採用担当者から入社意欲が高いと評価される可能性があるからです。
たとえば、介護に関する外部研修への参加や、初任者研修から取得して介護現場で実務経験を積む内容でも良いでしょう。さらにそこから、実務者研修を取得して、介護福祉士の国家試験に向けて、合格を目指すアピールもできます。
このように、具体的にキャリアアップしたい内容を書ければ、採用担当者に好印象を与えられるでしょう。
【新卒編】介護職の志望動機の例文集

最後に、新卒の方に志望動機の例文をご紹介していきます。ぜひ参考にしながら、内定が取れる志望動機を作成してみてください。
- 学生時代の経験を活かした内容
- 理念に共感した内容
- 祖母が通う介護職員の姿がきっかけの内容
新卒の志望動機:学生時代の経験を活かした内容
学生時代の経験から、介護職を志望する理由があります。
学生時代に、ボランティア活動や地域のコミュニティサービスに参加する中で、他者との関わりや支援の重要性を学びました。
とくに、高齢者施設のボランティア活動では、お互いに支え合い、助け合う姿を目の当たりにしました。
実際の高齢者様との交流イベントでは、豊かな人生経験や知恵を学ぶと同時に、日常生活で抱える課題にも共感しました。
その経験から、介護職を通じて、高齢者様の生活に貢献したい思いが強くなりました。
学生時代に得た他者への理解と経験を活かしたく、私が介護職を志す志望動機です。
新卒の志望動機:理念に共感した内容
私は、貴社の理念である「その人らしさに寄り添う」に深く共感しています。
新卒でありながら介護職を志望する理由は、私自身が高齢者様への支援やケアに対する情熱を持ち、その人の生涯に寄り添う介護こそが真の目的だと考えているからです。
一人ひとりの個性や生活背景に寄り添いながら、高齢者様の日常生活をサポートする私の介護職における具体的な目標です。
入職後は、高齢者様とのコミュニケーションを通して趣味や興味を理解し、寄り添う介護ができればより豊かな生活を送る手助けができると信じています。
私はそのような介護の志向や理念との一致から、貴社での活躍を通じて高齢者様に寄り添い、その人らしさを尊重する介護サービスの提供に貢献したいと考えています。
新卒の志望動機:祖母が通う介護職員の姿がきっかけの内容
新卒で未経験の私が介護職に興味を持ったのは、祖母が通っていたデイサービスの介護職員の姿がきっかけです。
祖母が要介護認定を受け、家族全員が介護を手伝う中で、私は経験や知識が不足している現実に直面しました。
しかし、祖母が通い始めたデーサービスでは、介護職員の方々が祖母の介護だけでなく、私たち家族に対しても丁寧な対応が印象的でした。
介護職員の方々の献身的な姿勢やサポートを目のあたりにして、介護業界の必要性を実感しました。
その経験から、私も利用者様とご家族にとって支えとなり、お役に立てる介護職員になりたいと考えています。
祖母の介護を通じて、介護職員の方々の存在の重要性を学び、利用者様を支える存在になることが私の志望動機です。
以下の記事は、介護職の面接で志望動機や自己紹介を聞かれた場合に、どう答えていいのか例文をとおして解説しているので、合わせて読んでみてくださいね。
関連記事:
【例文満載】介護職の自己紹介で差をつけよう!面接で好印象を与える方法
まとめ:【新卒編】介護職の志望動機を書いてみよう
今日の記事では、新卒者に向けて志望動機を書く前の準備と、内定率を上げる書き方や注意点を解説しました。
今日の記事の内容を以下にまとめていますので、見直してみてくださいね。
上記を参考に、採用担当者に熱意や入社意欲が伝わる志望動機を作成してみましょう。
以下の記事は、介護職の志望動機に関する記事をまとめていますので、ぜひ合わせて読んでみてくださいね。
コメント