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面接でも使える!介護職の履歴書で志望動機がうまく書けない方に職種・施設別に事例と3つのポイントを解説

面接でも使える!介護職の履歴書で志望動機がうまく書けない方に施設別に事例と3つのポイントを解説

面接官に伝わる志望動機がうまく書けない

こんなお悩みはありませんか?

私も何度も経験してきたので、その気持ちが分かります。

本記事では、職種・施設別に志望動機の事例を交えながら、面接官に伝わる書き方やポイントを解説しています。

本記事を読めば、魅力的な志望動機が書けるようになるため、ぜひ最後まで読んでいただき参考にしてみてください。

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介護職の面接官に伝わる志望動機を書く3つのポイント

介護職の面接官に伝わる志望動機を書く3つのポイント

介護職の履歴書の志望動機には、実際に面接官が「ぜひ採用したい」と思うような内容が望ましいです。

はじめに、面接官に伝わる志望動機は、以下の3つのポイントが重要になります。

介護職の面接官に伝わる志望動機を書く3つのポイント
  • 流れをイメージしながら書く
  • 具体的に経験や実績を書く
  • 前職の不満を書かない

流れをイメージしながら書く

志望動機は履歴書の種類によって異なりますが、200~300文字程度が目安です。

まずは、なぜその施設に入職したいのかを明確にして、履歴書の志望動機に書きます。

次は、過去の経験や根拠をもとに、その施設で働きたいと思った理由を具体的に述べます。

入職後のイメージでは、施設での活躍や貢献について具体的に書いて、期待される成果や役割をアピールできると良いです。

上記の流れをイメージしながら、面接官が読みやすく理解しやすい志望動機を作成しましょう。

具体的に経験や実績を書く

介護職の経験者は、過去に魅力を感じた経験や、その経験から得た介護に関する具体的な実績を、履歴書の志望動機に書きましょう。

さらに、応募先施設の理念やサービス内容を調査し、それに合致する経験を強調すると印象が良くなります。

未経験者の場合は、家族の介護経験があれば、その経験をもとに介護職を志すきっかけや、利用者に提供したい介護について書けます。

このように、介護の経験を問わず、あなたの経験や実績を、応募先の施設で活躍できる内容を履歴書の志望動機に書きましょう。

前職の不満を書かない

履歴書の志望動機には、前職の不満や給与、待遇面、人間関係を書くべきではありません。

面接官が「給料で選んでいる」「人間関係でうまくいっていないのか」と疑念を持つ可能性があるからです。

介護施設で重要なのは、チームワークとコミュニケーション能力です。

以上のように、履歴書の志望動機に不満を書いてしまうと、面接官にマイナスイメージを持たれるため、書くのは避けましょう。

履歴書の志望動機で面接官が注目している5つのポイント

履歴書の志望動機で面接官が注目している5つのポイント

介護職の志望動機は、ただ書くだけでは採用は勝ち取れません。

続いては、履歴書の志望動機で、面接官が注目している5つのポイントを見ていきましょう。

履歴書の志望動機で面接官が注目している5つのポイント
  • 意欲の高さ
  • 経験とスキル
  • コミュニケーション能力
  • 長く働けるか
  • 履歴書の字

意欲の高さ

面接官は、志願者の熱意や意欲の高さをチェックしています。

どんなに履歴書の志望動機で、熱意や意欲の高さをアピールしても、実際に面接官の前で伝わらなかったら、「実際に話すと違う」と思われます。

そうならないように、事前に履歴書に書いた志望動機で、面接を想定した練習をしておくと良いでしょう。

面接の練習相手として、家族や友達などに見てもらうと、感想が聞けるためおすすめです。

経験とスキル

面接官は、応募者が即戦力となりうる経験や、スキルを持っているか期待しています。

ここで求められている経験とスキルは、単に「◯◯をしていました」「◯◯の資格を持っています」ではありません。

その経験であなたが得たものや、活かした話が聞きたいのです。もちろんスキルも同様です。

上記を理解したうえで、面接官にお伝えできれば、あなたの経験やスキルがとても魅力的に映るでしょう。

コミュニケーション能力

介護施設では、職員同士だけでなく利用者とのコミュニケーションも不可欠です。

面接官は、あなたとコミュニケーションをとってきます。

話すときの態度や言葉遣い、受け答えがしっかりできるかなど、様々な視点から見られています。

中には、面接が苦手な方もいるでしょう。面接官は、完璧な人を求めているわけではありません。

あなたの明るく元気な姿を見せるだけで、印象は良くなるため取り入れてみてください。

長く働けるか

面接官は、長く働ける人材を探しています。

これまで1年未満で転職を繰り返している人は、面接官から転職理由を聞かれる可能性が高いです。

逆に、10年以上も働いてきた会社を辞める場合も、面接官から聞かれるかもしれません。

あなたの回答によっては、長く働いてくれると面接官が判断するため、事前に回答を考えておきましょう。

履歴書の字

最低でも、面接官が読める字を書く必要がありますが、きれいな字で丁寧に書くことをおすすめします。

というのは、面接官が履歴書の志望動機を見たときに、「きれいな字で丁寧に書いている」と思われ、真摯に取り組まれている姿勢が伝わるからです。

達筆である必要はありませんが、きれいな字で丁寧に書かれた志望動機は、面接官に好印象を与えられます。

職種・施設別 面接で使える志望動機の事例と3つのポイント

職種・施設別 面接で使える志望動機の事例と3つのポイント

ここからは職種と施設別に、面接で使える志望動機の事例と、3つのポイントを解説していきます。

職種と施設別に志望動機の事例と3つのポイント
  • 新卒の未経験者編
  • 異業種から転職者編
  • ブランクありの経験者編
  • 生活相談員編(管理者含む)
  • ケアマネージャー編
  • 訪問介護編
  • デイサービス編
  • 有料老人ホーム編
  • グループホーム編
  • 介護老人保健施設(老健)編
  • 特別養護老人ホーム(特養)編

面接で使える履歴書の志望動機:新卒の未経験者編

祖父の介護経験を通じて、介護職に対する熱い思いが芽生えました。

祖父が施設で家族の温かさを感じ、私もそのような存在になりたいと強く思うようになりました。

貴施設のように個々のニーズに寄り添い、信頼関係を築くことを大切にする場所で、私の経験と情熱を活かし、ご利用者様と共に尊厳ある暮らしを支えたいと願っています。

介護業界9年目の現役管理者兼施設長からの一言

この志望動機は、面接官に志望者の介護職に対する熱い思いと、貴施設で働きたい願望が伝わる内容になっています。

そこからさらに、具体的な経験や貢献に焦点を当てると、より良い印象を面接官に与えられます。

以下の3つのアドバイスをお伝えします。

  1. 祖父の介護経験について、どのような経験や課題があったのか、それがなぜ介護職への興味や熱意につながったのかを具体的に書けると良いです。
  2. 貴施設で働きたい願望を述べたところでは、具体的にどのような貢献をしたいのか、どのようなアプローチを取りたいのかを明確に書きます。
  3. 貴施設の理念や価値観について触れ、なぜその施設で働きたいと思ったのか、あなたの価値観と一致するところを強調しましょう。

上記の3つのアドバイスを参考に、具体的な経験や貢献に焦点を当てつつ、さらに貴施設への情熱を強調できれば、より印象的な志望動機に仕上がります。

面接で使える履歴書の志望動機:異業種から転職者編

これまでの接客経験を活かし、介護業界の将来性に魅力を感じ、志望いたしました。

飲食店での約7年間の勤務を通じて、お客様からの感謝や喜びを経験しました。

しかし、競争の激しい環境での業務に違和感を感じ、社会でより必要とされる介護職に興味を持ちました。

接客経験で培った臨機応変さや洞察力を活かし、貴施設の理念に共感しながら、ご利用者様に寄り添った介護を提供したいと考えています。

介護業界9年目の現役管理者兼施設長からの一言

この志望動機では、面接官に志望者の介護職に対する興味と動機が十分に示されています。

面接官に、より具体的な経験や志望理由を述べると、さらに魅力的な志望動機になるでしょう。

以下に、志望動機を魅力的にする3つのポイントをご紹介しています。

  1. 飲食店での接客経験について、具体的なエピソードや挑戦、成功体験などを挙げると、自分の経験をより鮮明に伝えられます。
  2. なぜ介護業界に興味を持ったのか、なぜその環境が自分に合っていると感じるのかを具体的に書きます。
  3. 貴施設の理念に共感する理由や、働きたい願望を具体的に述べると適合性を強調できます。

以下は、志望動機を魅力的にする、3つのポイントをもとに修正した志望動機です。

修正した志望動機

これまでの接客経験を活かし、介護業界の将来性に魅力を感じ、志望いたしました。

飲食店での約7年間の勤務を通じて、お客様からの感謝や喜びを経験しました。

私は常にお客様のニーズを理解し、満足度を高めるために努力してきました。

しかし、競争の激しい環境での業務に違和感を感じ、社会でより必要とされる介護職に興味を持ちました。

その中で、私の人間性や助け合いの精神が介護業界により適していると感じました。

接客経験で培った臨機応変さや洞察力を活かし、貴施設の理念に共感しながら、ご利用者様に寄り添った介護を提供したいと考えています。

3つのアドバイスを参考に、具体的な経験や志望理由をより詳細に書くと、このように変わります。

面接で使える履歴書の志望動機:ブランクありの経験者編

子育てに専念するために介護の現場を離れていましたが、子育てが一段落ついたため、再び介護の現場でご利用者様のサポートをしたいと考えています。

子育てと介護には共通点があり、相手のペースに合わせることが大切だと感じています。

貴施設の理念に共感し、安心かつ丁寧な介護を提供したいと思っています。

感覚を取り戻すまでの時間がかかるかもしれませんが、早く貴施設で活躍できるよう努力します。

介護業界9年目の現役管理者兼施設長からの一言

この志望動機は、面接官に志望者の介護職への復帰に対する意欲が、十分に示されています。

より具体的な経験や貢献に焦点を当てると、さらに魅力的な志望動機になるでしょう。

以下に、面接官へ魅力的に伝える3つのポイントをご覧ください。

  1. 子育てで身につけたスキルや経験について、具体的な例や成果があれば、ブランク中の出来事が自分の強みとして伝えられます。
  2. なぜ再び介護の現場に戻りたいのか、貴施設で働きたいと思った理由を具体的に書きます。
  3. 感覚を取り戻すまでに時間がかかるかもしれないデメリットを、貴施設での活躍に向けてどのように努力するかを明確に伝えましょう。

以下は、志望動機を魅力的にする、3つのポイントをもとに修正した志望動機です。

修正した志望動機

子育てに専念するために介護の現場を離れていましたが、子育てが一段落ついたため、再び介護の現場でご利用者様のサポートをしたいと考えています。

子育てと介護には共通点があり、相手のペースに合わせることが大切だと感じています。

私は母親としての経験を通じて、柔軟性や忍耐力、そして個々のニーズに対する敏感さを身につけました。

これらのスキルを介護の現場で活かし、ご利用者様の生活をより快適にサポートできるように目指しています。

貴施設の理念に共感し、安心かつ丁寧な介護を提供したいと思っています。

私は貴施設の価値観に共鳴し、チームと協力してご利用者様のニーズに応えたいと心から望んでいます。

感覚を取り戻すまでに時間がかかるかもしれませんが、私は貴施設での活躍に向けて全力を尽くします。貴施設での貢献を通じて、自身の成長と発展に貢献したいと考えています。

上記のように、具体的な経験や志望理由をより詳細に書き加えると、より魅力的な志望動機になります。

面接で使える履歴書の志望動機:生活相談員編(管理者含む)

ご利用者様やご家族へのサポートを、より幅広く行える魅力を感じ、貴施設の生活相談員を志望いたしました。

これまでの介護職経験を通じて、問題解決やコミュニケーションの重要性を痛感しました。

生活相談員として、その先頭に立ち、より深い支援を提供したいと強く思っています。

今は社会福祉士主事の取得を目指し、専門知識を身につける努力をしており、貴施設の職種間の連携を大切にする姿勢と共鳴しています。

常にご利用者様やご家族の立場に立ち、温かいサポートを提供する生活相談員として、貴施設で活躍したいと考えています。

介護業界9年目の現役管理者兼施設長からの一言

今回の志望動機は、面接官に志望者の生活相談員としての志望理由や、意欲が書かれています。

ここからより具体的な経験や貢献にフォーカスし、さらに魅力的な志望動機にできます。

以下に、面接官へ魅力的に伝える3つのポイントをご紹介します。

  1. 生活相談員としての志望理由を書くときに、これまでの介護職経験でどのような問題解決やコミュニケーション経験があったかを具体的に書きます。
  2. 生活相談員としての活動で、どのように貢献したいのか、どのようなアプローチを取るのかを明確に述べます。
  3. 社会福祉士主事の取得を目指して、専門知識を身につける努力をしていますが、将来的な目標や貢献意欲についても明確に書きましょう。

以下は、志望動機を魅力的にする、3つのポイントをもとに修正した志望動機です。

修正した志望動機

ご利用者様やご家族へのサポートをより幅広く行える魅力を感じ、貴施設の生活相談員を志望いたしました。

これまでの介護職経験を通じて、問題解決やコミュニケーションの重要性を痛感しました。

私は様々な状況や課題に直面し、ご利用者様やご家族と共に解決策を見つけるために努力してきました。

その中で、生活相談員としてより幅広い支援ができるポジションに興味を持ち、貴施設での活動を志向しました。

生活相談員として、その先頭に立ち、より深い支援を提供したいと強く思っています。

私は問題解決能力やコミュニケーションスキルを活かし、ご利用者様やご家族の声に耳を傾け、より良い解決策を見つけるために努力します。

今は社会福祉士主事の取得を目指し、専門知識を身につける努力をしており、貴施設の職種間の連携を大切にする姿勢と共鳴しています。

私はチームメンバーと協力し、連携を図りながら、より包括的なサポートを提供し貢献したいと考えています。

常にご利用者様やご家族の立場に立ち、温かいサポートを提供する生活相談員として、貴施設で活躍したいと考えています。

修正した志望動機を参考に、あなたの具体的な経験や志望理由をより詳細に付け加えると、面接官に魅力的に伝えられるでしょう。

面接で使える履歴書の志望動機:ケアマネージャー編

貴施設の「個々に合わせたケアの実現」の理念に深く共感し、志望いたしました。

私は介護職として10年間勤務し、それぞれのご利用者様の望む生活を実現するために、個々に合わせたケアプランの充実が不可欠だと痛感してきました。

介護支援専門員の資格を取得しましたが、未経験ではあります。

今後は、ご利用者様とご家族が喜ぶケアプランの作成に向けて、精一杯取り組みたいと考えています。

これまで培ってきたコミュニケーション能力や根気強さを活かし、貴施設での活躍を心から願っています。

介護業界9年目の現役管理者兼施設長からの一言

この志望動機は、面接官に向けて貴施設の理念に共感し、介護職としての経験や資格、そして志望理由がしっかりと書かれています。

ただし、以下の点にフォーカスすれば、さらに印象的な志望動機となるでしょう。

  1. 介護職としての10年間の経験から学んだ、具体的な事例や成功体験を挙げ、それがどのようにして個々に合わせたケアプランの充実につながったのかを書きましょう。
  2. 介護支援専門員の資格を取得したものの、未経験である点に焦点を当て、その資格取得に至った背景や意義を書きます。また、未経験であるからこそ、新しい視点やアイデアを持ち込めるためポジティブなアプローチが示せます。
  3. ご利用者様とご家族が喜ぶケアプランの作成に向けて、具体的な取り組みやアプローチを示し、貢献できる意欲を強調できます。また、貴施設での活躍を通じて、組織や利用者にどのような価値を提供できるか明確に書きましょう。

以下は、志望動機を印象的にする、3つのポイントをもとに修正した志望動機です。

修正した志望動機

貴施設の「個々に合わせたケアの実現」の理念に深く共感し、志望いたしました。

私は介護職として10年間勤務し、その間に数多くのご利用者様と触れ合い、彼らの個々のニーズに合わせたケアプランの充実が重要であると痛感してきました。

例えば、Aさんの場合はAのケアが必要であり、Bさんの場合はAのアプローチが有効であると実践しながら学びました。

介護支援専門員の資格を取得し、専門的な知識を身につけられれば、さらに質の高いケアプランの作成に取り組めると考えています。

未経験であるからこそ、新しい視点やアイデアを持ち込み、より柔軟で効果的なケアプランを提供できると自負しています。

ご利用者様とご家族が喜ぶケアプランの作成に向けて、私は精一杯取り組みます。

貴施設での活躍を通じて、組織や利用者に価値をもたらし、より良いサービスを提供するために全力を尽くします。

上記の修正した志望動機を参考に、より具体的な経験や貢献できる意欲を強調できます。

そうすれば、面接官に印象的な志望動機として興味を持たれるでしょう。

面接で使える履歴書の志望動機:訪問介護編

多くのご利用者様の最期までご自宅で過ごしたい思いに応えるために、訪問介護の道を志望しました。

これまでに、特別養護老人ホームやグループホームで介護職の経験を積む中で、多くの方が自宅で生活を望んでいることを知り、訪問介護に興味を持ちました。

身体介助のスキル経験を活かし、個別に合ったサービスを提供することを理念に掲げる貴社で、スキルアップにも積極的に取り組み、常に向上心を持って働きたいと考えています。

介護業界9年目の現役管理者兼施設長からの一言

この志望動機も明確であり、面接官に志望者の訪問介護への意欲がよく伝わります。

そこからさらに、魅力的にするための3つのポイントをお伝えします。

  1. 特別養護老人ホームやグループホームで介護職の経験について、どのような経験や学びがあったのか、それがなぜ訪問介護への興味につながったのかを具体的に書きましょう。
  2. 個別に合ったサービスを提供すると述べていますが、それを具体的にどのように実践するか、どのようなアプローチや方法を取るかを説明します。
  3. 貴社の理念や文化について具体的に触れ、なぜその会社で働きたいと思ったのかを書ければ、貴社への熱意と適合性を示せます。

以下は、志望動機を魅力的にする、3つのポイントをもとに修正した志望動機です。

修正した志望動機

多くのご利用者様が、最期までご自宅で過ごしたい思いに応えるために、訪問介護の道を志望しました。

これまでの特別養護老人ホームやグループホームで介護職の経験を通じて、ご利用者様の自宅で生活を望む声に触れ、その一人一人の願いを尊重する重要性を痛感しました。

その経験から、訪問介護が希望に応える最適な方法であると感じ、その道に進む決意をしました。

私は身体介助のスキルや経験を活かし、個別のニーズに合わせた綿密なケアプランの策定にも注力していきたいです。

また、貴社の「お互いを尊重する感謝の心を持ち、共に学び支え合うこと」の理念に深く共感し、その理念を実践するために貢献したいと考えています。

貴社での成長と貢献に向けて、常に向上心を持ち、スキルアップにも積極的に取り組みます。

このように修正すると、志願者の貢献意欲と貴社への適合性がより明確になります。

面接で使える履歴書の志望動機:デイサービス編

コミュニケーション力の向上とスキルアップを目指し、貴施設に志願いたしました。

私は過去に、デイサービスの介護職として経験を積みました。

その中で、ご利用者様が自分らしい1日を過ごすためには、コミュニケーションが不可欠であると痛感しました。

貴施設の「お互いを尊重する感謝の心を持ち、共に学び支え合うこと」の理念に深く共感し、様々なご利用者様のサポートを通じてコミュニケーション能力を磨き、将来的には人材の育成にも貢献したいと考えています。

介護業界9年目の現役管理者兼施設長からの一言

この志望動機は、志願者のコミュニケーション力の向上と、スキルアップへの意欲が明確に示されています。

しかし、さらに具体的な経験や貢献について詳しく説明できれば、より魅力的な志望動機になるでしょう。

以下の3つのポイントをお伝えします。

  1. どのようなデイサービスで介護職としての経験を積んだのか、どのようなコミュニケーションスキルを身につけたのか、実際にどのような成果につながったのかを具体的に示しましょう。
  2. コミュニケーション能力を磨くために、どのような取り組みを行ったのか、それがどのようにご利用者様やチームに影響を与えたのかを具体的に説明できると良いです。
  3. 人材育成への貢献について具体的な考えやアイデアを述べ、貴施設でのキャリアの将来的な展望についても明確にすると良いでしょう。

以下は、志望動機を魅力的にする、3つのポイントをもとに修正した志望動機です。

修正した志望動機

コミュニケーション力の向上とスキルアップを目指し、貴施設に志願いたしました。

私は過去に、デイサービスの介護職として経験を積み、日々の業務の中でコミュニケーションの重要性を痛感しました。

例えば、特定の利用者様との関係性を築くために、コミュニケーションスキルを活かした個別のケアプランの立案や実行を行いました。

その結果、利用者様がより満足度の高いサービスを受けられるようになりました。

貴施設が掲げる「お互いを尊重する感謝の心を持ち、共に学び支え合うこと」の理念に深く共感し、様々なご利用者様のサポートを通じてコミュニケーション能力を磨き、将来的には人材の育成にも貢献したいと考えています。

具体的には、新入職員の研修やマンツーマンの指導を通じて、チーム全体のコミュニケーションスキル向上に貢献したいと思っています。

このように修正すると、応募者の貢献や将来的な展望がより明確になり、貴施設に対する真剣な関心が伝わるでしょう。

面接で使える履歴書の志望動機:有料老人ホーム編

貴施設の充実したレクリエーションやイベントに共感し、応募しました。

現在のデイサービスでの経験から、レクリエーションやイベントの企画や実施に携わり、そのやりがいを実感しています。ご利用者様の笑顔や活気ある姿に魅了され、生きがいを感じています。

貴施設のホームページを通じて、ご利用者様の喜びに触れ、その魅力に惹かれました。

これまでの経験を活かしながら、日常生活のサポートだけでなく、新たな工夫を導入して入居されている方々が楽しめるようなレクリエーションや、イベントを提供したいと考えています。

介護業界9年目の現役管理者兼施設長からの一言

この履歴書の志望動機は、面接官に志望理由や貢献できる内容が明確に示されていますが、より具体的に示せれば、説得力のある志望動機に変わります。

以下の3つのポイントを見ていきましょう。

  1. レクリエーションやイベント企画の実施に携わった経験に焦点を当て、具体的な活動や取り組みを挙げてみましょう。どのようなイベントを企画し、どのように実施したか、その結果や効果について具体的に書ければ、自分の経験や能力がより明確になります。
  2. 貴施設のレクリエーションやイベントに共感した場合、貢献したい強い意志を伝えます。具体的な目標や志向を示し、自分が貢献できる分野や活動に対する熱意や意欲を強調しましょう。
  3. これまでの経験を生かしながら、新たな工夫や提案を導入して、より良いサービスを提供したい意欲を書きます。自分のアイデアや創造性を活かし、さまざまな活動やサービスの向上に貢献する姿勢を明確にしましょう。

これらの3つのポイントを履歴書の志望動機に書ければ、面接官に熱意や貢献できる内容を、より明確に伝えられます。

面接で使える履歴書の志望動機:グループホーム編

貴施設の「家族の和を大切にし、お互いを尊敬する感謝の心を持ち、共に学び支え合うこと」の理念に、深く共感し応募いたしました。

過去に私は、特別養護老人ホームで3年間の経験を積み、数多くの認知症の方々と触れ合う機会を得ました。

その中で、認知症の方々がそれぞれ持つ役割や、自分らしい生活を送るための重要性について深く理解ができました。

実際に接し方や支援方法を通じて、個々のニーズや人格を尊重し、尊厳を保ちながら日々を過ごす大切さを痛感しました。

これまでの経験を活かし、認知症の方々に必要な支援や見守りを適切に提供し、大切な日々をサポートすることを心から願っています。貴施設での活躍を目指し、全力で取り組んでまいります。

介護業界9年目の現役管理者兼施設長からの一言

この志望動機は、面接官に貴施設の理念に対する共感や、過去の経験を通じて得た洞察に焦点を当てており、明確で魅力的な応募動機になっています。

以下の3つのポイントを意識すれば、さらに印象的な志望動機にできます。

  1. 「数多くの認知症の方々と触れ合う機会を得ました」の記述は良いですが、どのような活動や取り組みを行ったのか、それによって何を学んだのかを具体的に説明するとさらに効果的です。
  2. 認知症の方々にどのような支援や見守りを提供したのか、それがどのように認知症の方々の日常生活に影響を与えたのかを詳細に説明して、具体的な貢献を示すことが重要です。
  3. 貴施設での活躍に対する具体的な展望や目標を明確にすれば、貴施設でのポジションに対する真剣な関心と意欲を示せます。

上記の3つのポイントを志望動機に反映できれば、面接官により良い印象を持たれるでしょう。

面接で使える履歴書の志望動機:介護老人保健施設(老健)編

在宅復帰を望む多くのご入居者様やご家族の想いに共感し、その支援に貢献したい思いから、貴施設を志望しました。

特別養護老人ホームや有料老人ホームでの経験を通じて、多くの方が自宅で最期まで過ごしたい願いを聞きました。

これに触発され、自宅を離れた方々の在宅復帰を支援する介護老人保健施設での勤務を志向しました。

貴施設の医療スタッフ、介護スタッフ、リハビリスタッフの連携強化に魅力を感じ、在宅復帰の可能性を広げる一員として貢献したいと考えています。

介護業界9年目の現役管理者兼施設長からの一言

この履歴書の志望動機は、面接官に貴施設への志望理由や貢献できる内容が明確に示されていますが、より具体的に示せれば、説得力のある志望動機にできます。

以下の3つのポイントを見ていきましょう。

  1. 特別養護老人ホームや有料老人ホームでの経験に焦点を当て、具体的なケースや状況について書きます。例えば、在宅復帰を望む入居者様やその家族との具体的なやり取り、支援内容や課題に直面した際の対応方法などを挙げてください。経験の豊富さと問題解決能力を強調できます。
  2. 志望理由を、より具体的に目標や志向を説明し、自分が果たしたい役割や貢献できることを明確に表現しましょう。
  3. 貴施設の医療スタッフ、介護スタッフ、リハビリスタッフの連携強化に対する熱意をアピールすると良いです。入職後の活動への積極的な参加意欲をアピールし、活躍に向けた熱い思いを伝えます。

これらの3つのポイントを応用して、貴施設に対する熱意や貢献できる内容を、より明確に伝えられます。

面接で使える履歴書の志望動機:特別養護老人ホーム(特養)編

特別養護老人ホームで、ご入居者様がその人らしい最期を迎えるサポートをしたいと思い、志望いたしました。

これまで介護老人保健施設で3年間勤務しておりましたが、在宅復帰を支援した後はご入居者様の様子が分からず、とても残念に感じていました。

特別養護老人ホームでは、ご入居者様を最期まで支援ができるため、その人らしい生き方を実現させてあげたいと考えています。

貴施設の理念である「ご入居者様のその人らしい生き方を支援」は、その人らしい生き方の実現には欠かせない考え方だと感じています。

これまで培ったスキルを活かし、最善の支援を提供し、ご入居者様やそのご家族に安心と笑顔を届けられるよう、貢献していきたいと思います。

介護業界9年目の現役管理者兼施設長からの一言

この履歴書の志望動機は、面接官に貴施設への志望理由や貢献できる内容が明確に示されていますが、より具体的に示せれば、説得力のある志望動機にできます。

以下の3つのポイントを見ていきましょう。

  1. 貴施設での活動について、具体的に貢献できる計画や目標を提示します。例えば、個々の入居者様に対するケアプランの作成や実施、コミュニケーションを通じた入居者様やその家族との関係構築、必要なサービスの改善や提案など、具体的な活動内容を例で挙げます。
  2. 貴施設に対する熱意を表現で伝えます。貴施設での活動に対する意気込みや期待、そして自分が貢献できると信じる理由を書ければ、力強さと説得力が増します。
  3. 最後に、自分の意欲や貢献できる意向を再度強調し、貴施設での活動を通じてどのような成果を期待しているかをまとめます。また、貴施設での活躍を心から楽しみにしている旨を述べ、ポジティブな締めの言葉を付け足します。

以下は、3つのポイントをもとに修正した志望動機です。

修正した志望動機

特別養護老人ホームで、ご入居者様がその人らしい最期を迎えるサポートをしたいと思い、志望いたしました。

私は介護老人保健施設で3年間勤務しており、在宅復帰支援に携わる中で、ご入居者様が施設での生活を送られる際、その後の様子を知る機会が限られていました。

この経験から、ご入居者様の最期までの支援を通じて、より深く絆を築くことの重要性を痛感しました。

特別養護老人ホームでは、そのような継続的なサポートが可能であり、ご入居者様が最期まで安心して過ごせる環境を提供できると信じています。

私は、ご入居者様が一人ひとりの人生を大切にし、自分らしく生きられる支援がしたいと考えています。

貴施設の理念である「ご入居者様のその人らしい生き方を支援」は、その人らしい生き方の実現に不可欠な考え方だと感じています。

私は、これまで培ったコミュニケーション能力や問題解決能力を活かし、ご入居者様とそのご家族に寄り添いながら、最高のケアを提供できる自信があります。

これらの3つのポイントを応用して、貴施設に対する熱意や貢献できる内容を、より明確に伝えられます。

まとめ:介護職の履歴書は志望動機の書き方次第

この記事では、介護職の履歴書で志望動機がうまく書けない方に向けて、面接官に伝わる志望動機の事例と3つのポイントを解説しました。

以下に本記事をまとめていますので、気になるところをチェックしてみてください。

どんなにやる気があっても、ただ単に志望動機を書くだけでは、面接官に伝わらない可能性があります。

まずは、本記事で解説している「面接官に伝わる志望動機を書く3つのポイントや注目している5つのポイント」を、意識して書きましょう。

また、職種や施設によっても、履歴書に書く志望動機の内容は変わるため、本記事でご紹介している事例やポイントを参考に、面接官に伝わる志望動機を作成してみてください。

以下は、介護職の志望動機に関する記事をまとめていますので、ぜひ合わせて読んでみてくださいね。

>>【まとめ】介護職の志望動機が思いつかない!2つの対処法や4つのポイント、注意点なども解説

この記事の監修者
yon

現役の介護事業所の管理者兼施設長。介護歴10年以上。経歴はデイサービス兼有料老人ホーム(約3年)、訪問介護(約3年)、グループホーム(約3年半)、何もない状態から事業所とシェアハウスを運営。片手間に記事の監修。転職系・介護系の記事も執筆。掲載している記事の一部に筆者の主観や経験が含まれている。

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