介護の仕事に転職したいけど「未経験で応募して大丈夫かな?志望動機に何を書けばいいのか分からない…。」と悩んでいませんか?
未経験で応募するのは勇気がいりますよね。志望動機で悩むところも、私は経験してきたので、その気持ちが分かります。
この記事では、介護職未経験者が抱える不安を解消し、魅力的な志望動機を作成するためのポイントを例文とともに解説します。
本記事を読むと、介護職未経験者が抱える不安が解消されているはずですので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
介護職が未経験でも大丈夫な理由
実は介護の仕事は、あなたのこれまでの経験や強みを活かせる、素晴らしい仕事なのです。
例えば、接客業で培ったコミュニケーション能力は、利用者さんとの信頼関係を築くうえで必要不可欠です。製造業で培った作業スキルでは、利用者の身の回りのお世話をするうえでとても役立ちます。
さらにチームで仕事をする経験は、多職種と連携して仕事をする介護の現場で活かせます。
介護の仕事は、ただ利用者の身の回りのお世話をするだけではなく、心のケアも大切な仕事です。あなたの優しさや思いやりは、介護が未経験とか関係なく、きっと利用者さんの心を温めるでしょう。
未経験で介護職を選んだ志望動機を明確にする
はじめに、未経験で介護職を選んだ志望動機を明確にする方法を、3つ解説します。
- なぜ未経験で介護の仕事に興味を持ったのか?
- 未経験でどんなことにやりがいを感じそうか?
- どのような人をサポートしたいのか?
なぜ未経験で介護の仕事に興味を持ったのか?
なぜ、未経験で介護の仕事に興味を持ったのか、理由を明確にしましょう。
さらに、具体的なエピソードを交えて志望動機に書ければ、あなたの熱意がより伝わりやすくなります。
例えば「子供の頃から祖父母の介護を経験し、人の役に立ちたいと強く思うようになりました。」のような書き方です。
未経験でどんなことにやりがいを感じそうか?
未経験から介護を始めるとして、どんなことにやりがいを感じるのか、より具体的にしましょう。
介護の仕事で何をしたいのか、具体的なイメージを持っていれば、志望動機に書けます。
例えば「利用者さんの笑顔が見たい」「誰かの役に立ちたい」「人の役に立つことで自分も成長したい」でも良いでしょう。
どのような人をサポートしたいのか?
どのような利用者さんをサポートしたいのか、そこが深堀りできれば、あなたの目標が明確になります。
例えば「認知症の方のケアに興味がある」「高齢者の自立支援をしたい」が挙げられます。
サポートしたい利用者さんが明確にできれば、あなたの目標を志望動機に書きましょう。
介護職未経験の強みを志望動機でアピールするポイント
続いては、介護職未経験の強みを、志望動機でアピールするポイントを解説します。
これまでの経験で培ったスキルは?
前職での経験やボランティア活動があれば、そこでどんなスキルを身につけてきたのか、明確にしてみましょう。
例えば「接客業で培ったコミュニケーション能力」「チームでプロジェクトを成功させた経験」が挙げられます。
とくに未経験の場合は、前職で経験してきたエピソードを交えて志望動機に書けると、分かりやすく面接官にアピールできます。
介護の仕事で活かせる強みは?
あなたのスキルが介護の仕事で、どのように活かせるのか考えてみましょう。
例えば「コミュニケーション能力を活かして、利用者さんと信頼関係を築きたいです」といった内容です。
上記を参考に、介護職で自分が活かせる強みを、具体的に志望動機に書きましょう。
未経験で働く介護施設への想いを伝える
ここでは、未経験から働きたい介護施設への想いを伝えるポイントを、3つ解説します。
- その施設を選んだ理由は何ですか?
- 施設の理念に共感した点は何ですか?
- 将来的に施設でどのように貢献したいですか?
その施設を選んだ理由は何ですか?
その施設を選んだ理由を丁寧に書きましょう。
例えば「施設の理念」「働いている職員の様子」が挙げられます。
あなたがその施設に惹かれた理由を、具体的に志望動機に書ければ、面接官に「うちの施設だから」と気持ちが伝わります。
施設の理念に共感した点は何ですか?
施設の理念に共感した点を、いくつかピックアップしておきましょう。
面接官は、施設の理念と、あなたの価値観が合致しているか見ています。
例えば、施設の理念で「利用者中心のケアを大切にする」が挙げられます。
志望動機には、施設の理念と共感したメッセージを書いて、介護施設に共感した部分を伝えられます。
将来的に施設でどのように貢献したいですか?
将来的に施設でどのように貢献したいのかも、考えておきましょう。
例えば「まずは利用者さんの基本的なケアをしっかりと学び、将来はケアマネージャーとして活躍したいです。」が挙げられます。
入社後の目標を明確にすると、面接官にあなたの意欲が伝わります。
介護職未経験の志望動機作成時の4つの注意点
続いては、介護職未経験の志望動機作成時の注意点を、4つ解説します。
- 嘘は書かない
- ポジティブな表現で書く
- 簡潔にまとめる
- テンプレートをそのまま使わない
嘘は書かない
嘘は一度ついてしまうと、その後の信頼関係を築くのが難しくなります。
介護の仕事は、利用者さんとの信頼関係が何よりも大切です。
誠実に、ありのままの自分でいることが、長期的な視点で見てもあなたのためになります。
誠実な姿勢は、面接官だけでなく、周りの人々からも信頼を得ることに繋がります。
ポジティブな表現で書く
志望動機には、ネガティブな表現は使わず、ポジティブな表現で書きましょう。
面接官に良い印象を持ってもらうためには、志望動機にポジティブな表現で書く必要があるからです。
もし、志望動機にネガティブな表現で書いてしまったら、面接官にマイナスイメージを持たれてしまいます。
またマイナスイメージを持たれてしまうと、面接官に「採用は難しい」と思われるため、志望動機を書く表現には注意が必要です。
簡潔にまとめる
志望動機は、限られた時間で読んでもらうものです。要点だけを簡潔にまとめると、面接官にあなたの熱意がより深く伝わります。
一方で、長文の志望動機は要点がぼやけてしまい、あなたの強みが伝わりにくくなります。
志望動機の書き方は、結論→理由→具体例の構成で書くと、より分かりやすくなります。結論を最初に述べ、その理由を具体例を交えて説明しましょう。
テンプレートをそのまま使わない
インターネットで検索すれば、志望動機のテンプレートがたくさん出てきますが、そのまま使わないように注意が必要です。
採用担当者は、何百人もの応募者の志望動機に目を通しているため、テンプレートを使用したらすぐにバレます。
志望動機のテンプレートを使用するときは、必ず自分の言葉で書き直した内容にしましょう。
例文:介護職未経験の志望動機
ここでは、介護職未経験の例文を3つ紹介しています。ぜひ参考にして、志望動機を作成してみてください。
- 向上心をアピール
- 身内の介護をアピール
- 異業種の経験をアピール
例文:向上心をアピール
利用者の生活介護をするには資格が必要なため、今は初任者研修の勉強をしています。
初任者研修を取得した後は、実務者研修や介護福祉士の資格も介護現場で経験を積みながら取得していきたいです。
仕事に慣れてきたら、ステップアップとしてリーダーや主任、管理者の仕事にもチャレンジしたいと考えております。
例文:身内の介護をアピール
私は、以前から高齢者の方々との触れ合いを大切にしてきました。
特に、祖父の介護をした経験があるため、それがきっかけで介護の仕事に興味を持ちました。
貴施設の温かい雰囲気に惹かれ、利用者の方々の笑顔のために貢献したいと考えています。
例文:異業種の経験をアピール
前職では、カフェ店で接客業に従事しておりました。
お客様とのコミュニケーションを通じて、相手の気持ちを理解し、喜んでいただくことにやりがいを感じていました。
貴施設では、利用者の方々と信頼関係を築き、心のこもったケアを提供したいと考えています。
以下は、介護職の面接で志望動機や自己紹介を聞かれた場合に、どう答えていいのか例文をとおして解説しているので、合わせて読んでみてくださいね。
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【例文満載】介護職の自己紹介で差をつけよう!面接で好印象を与える方法
事前に面接対策をしておく重要な3つのポイント
最後に、事前に面接対策をしておく重要なポイントを、3つ解説します。
- 志望動機を聞かれた際の答え方
- 自己PRの仕方
- よくある質問とその答え方
志望動機を聞かれた際の答え方
上記の例文を参考に、自分の言葉で説明できるように練習します。
練習相手は、家族・知人・転職アドバイザーがおすすめです。
少しでも面接官に好印象を持ってもらうために、面接対策をしておきましょう。
自己PRの仕方
自分の強みを具体的にアピールし、なぜその施設で働きたいのか、伝える練習をしておきましょう。
自己PRは時間配分も重要になるため、1分程度で終わるように調整する必要があります。
繰り返し練習して、万全の準備で面接に挑みましょう。
よくある質問とその答え方
よくある質問で「なぜ介護の仕事に興味を持ったのですか?」「私たちの施設で働きたいと思った理由は?」を聞かれた場合、すぐに答えられるように準備しておきましょう。
他にも、さまざまな質問が予想されるため、しっかりリストアップして対策しておくのがおすすめです。
【まとめ】志望動機のポイントをおさえて面接に挑もう
介護の仕事は、あなたの経験や強みを活かせる素晴らしい仕事です。
未経験でも、情熱とやる気さえあれば、必ず活躍できます。
この記事で紹介したポイントを参考に、あなただけの魅力的な志望動機を作成し、介護の仕事への第一歩を踏み出しましょう。
以下は、介護職の志望動機に関する記事をまとめていますので、良かったら参考にしてくださいね。
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