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【必見】福岡県の介護職の最低賃金とそこから給料と年収がアップする3つのポイントを表で詳しく解説

【必見】福岡県の介護職の最低年収とそこから年収アップする3つのポイントを表で詳しく解説

「福岡県の介護職で給料と年収を上げたい」

このように考えている方も少なくないでしょう。

私も同じ福岡県内で、給料と年収を上げたいと思い、過去に掛け持ちしていました。

本記事は、最後まで読むことで、福岡県内で給料と年収がアップするポイントが分かるようになります。

私の経験も交えて解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

【関連記事】【解決】介護職の給料が安くて上がらない3つの理由と今後給料アップするコツを詳しく解説

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福岡県の介護職の最低賃金と給料、最低年収を計算する

福岡県の介護職の最低年収を計算するには、最低賃金を調べる必要があります。

ちなみに、福岡県の最低賃金は、2023年時点で900円です。

(出典:厚生労働省(福岡労働局:福岡の最低賃金))

実際に、最低賃金900円で計算すると、1日8時間を21日続けた場合の給料は151,200円になります。

もし、手当ても賞与も交通費もない会社なら、1,814,400円が最低年収になるでしょう。

管理者兼施設長
管理者兼施設長

私が初めて介護の仕事についた会社の時給は750円で、今より最低賃金が低く年収も低かった時代でした。当時は、役職なし・ヘルパー2級・通所介護(デイサービス)で夜勤がなかったため、手取りの給料は110,000円くらいでした。

福岡県の介護職の給料と年収を同時に上げていく2つの方法

福岡県の介護職の最低年収を上げていく2つの方法

福岡県の介護職も人手不足です。その要因として賃金が安く給料が低い問題があります。

ここからは、福岡県の介護職の給料と年収を上げていく方法を解説しますが、その前にどれくらい賃金が増えれば給料や年収がどの程度上がるのか、以下をご覧ください。

増加した給料1,000円
増加した年収額12,000円

上記を見てみると、賃金が1,000円上がれば給料は1,000円増加し、年収が12,000円上がることが分かります。

これらを踏まえて給料と年収を上げるには、基本給や手当ての2つのポイントがあるため、個別に見ていきましょう。

給料と年収を上げる2つのポイント
  • 基本給で給料と年収を上げるには
  • 各種手当てで給料と年収を同時に上げる方法

基本給で給料と年収を上げるには

基本給が高い会社を探すのが、給料と年収を上げる一つの方法です。しかし、基本給に手当てが含まれている場合はやめておきましょう。

というのは、もし入職したあとに、役職についたり資格を取得したりしたとします。

その場合、手当ても基本給に含まれていると、会社から「すべて基本給に含まれているから」と言われ、給料は変わらないため年収も上がらない可能性があるからです。

これらを踏まえて、基本給と手当てが別に支給されている会社を選ぶ必要があるわけです。

もう一つは、定期昇給がある会社ですが、一般的に数百円~数千円の昇給が望めます。

長期的に働くことで、確実に給料は上がり年収もアップしていくため、お仕事を探すときは定期昇給が年ベースでどれくらい上がるのかチェックしておくと良いでしょう。

各種手当てで給料と年収を同時に上げる方法

次に、各種手当てで給料と年収を上げる方法として、以下の4つの方法があります。

どれも給料と年収が大きく変わるため、今後の参考にしてみてください。それでは見ていきましょう。

5つの手当てで大きく給料と年収が変わる
  • 役職手当て
  • 資格手当て
  • 夜勤手当て
  • 処遇改善手当て
  • 賞与手当て

役職手当て

役職手当てとして、リーダー・サービス提供責任者・管理者などが挙げられます。

以下の役職手当ては、私が経験してみてきた金額のため、ひとつの目安として参考にしてみてください。

役職リーダーサービス提供責任者管理者
支給額5,000円〜8,000円5,000円〜10,000円15,000円〜30,000円

資格手当て

資格手当ての支給は会社にもよりますが、初任者研修・実務者研修・介護福祉士があれば、以下のように資格手当てがもらえる可能性があります。

資格初任者研修実務者研修介護福祉士
支給額1,000円〜3,000円3,000円〜5,000円5,000円〜15,000円

上記のように、介護のお仕事を探すときは、必ず資格手当てが支給されるのか見ておきましょう。

夜勤手当て

夜勤手当ては、施設形態や雇用形態によって違いがありますが、大体2,000円〜15,000円くらいに設定されています。

施設形態では、利用者数が多い施設や夜間の対応が難しい施設になると、夜勤手当てが手厚い傾向です。

また、雇用形態では、パートの方が夜勤手当てが高く設定されていますが、これは保険料がかからない分、多く夜勤手当てが支給されています。

管理者兼施設長
管理者兼施設長

過去に私が勤めていた施設の夜勤では、グループホームの正社員で6,000円、有料老人ホームで5,000円の手当てが支給されていました。夜勤回数は平均5~6回です。パートとしてケアハウスで夜勤をした経験もありますが、そのときは9,000円の夜勤手当てが支給されていました。

処遇改善手当て

続いて、処遇改善手当てを支給している会社を探しましょう。

その理由は、処遇改善手当ての金額が17,000円相当〜37,000円相当と大きく見込めるからです。※満額もらえる施設は少ないです。

他にも、特定処遇改善加算やベースアップ加算などもあります。

その辺りも支給される会社が見つかれば、さらに給料と年収を上げることが十分に可能です。

賞与手当て

一般的に賞与は、年2回支給されている会社が多いため、最低賃金を基準にしても30万円以上の年収アップが期待できるでしょう。

例えば、病院なら4~5ヵ月分の給与が、賞与として支給されるところもあります。

一方で、介護施設では賞与がない会社もありますが、その他の手当てが充実しているケースもあります。

とはいっても、賞与があるだけで一気に年収アップできるため、賞与がある会社を探すのはおすすめです。

福岡県の介護職の最低賃金と3つのポイントを合わせた給料と年収

福岡県の介護職の最低賃金と3つのポイントを合わせた年収

ここでは、福岡県の最低賃金と3つのポイントを合わせると、給料と年収がどれくらい増えるのか解説しているため、さっそく見ていきましょう。

福岡県内で給料と年収がアップしたらどれくらいになる?
  • 介護現場で多いケース
  • 各種手当てを含めたケース
  • 管理者に就任したケース

介護現場で多いケース

結論から言うと、介護現場で多いケースの年収は2,536,800円になります。

以下の表は、介護現場で多いケースを想定しています。

毎月の給料年収
最低賃金(時給900円)151,2001,814,400
資格手当て(実務者研修)5,00060,000
夜勤手当て(1回5,000円)25,000300,000
賞与(年2回1月分)302,400
合計181,2002,536,800

上記を見てみると、夜勤手当てだけで年収が300,000円上がっていますが、回数に応じて報酬額が変わります。

各種手当てを含めたケース

ここでは、役職手当てや処遇改善手当を含めているため、給料と年収が大幅に上がっています。

それでは、各種手当てを含めたケースを見ていきましょう。

毎月の給料年収
最低賃金(時給900円)151,200円1,814,400円
役職手当て(サービス提供責任者)10,000円120,000円
資格手当て(介護福祉士)10,000円120,000円
夜勤手当て(1回6,000円)30,000円360,000円
処遇改善Ⅱ手当て27,000円324,000円
賞与(年2回1月分)302,400円
合計228,200円3,040,800円

上記の表では、毎月の給料が228,200円、年収が3,040,800円になりました。

もっと稼ぎたい方は、夜勤回数を増やしたり、別の手当てがある会社を探したり、いろいろと手段があります。

管理者に就任したケース

介護現場で管理者になると、給料と年収も高いイメージがありますよね。

下記は、管理者に就任したケースを想定しています。

毎月の給料年収
最低賃金(時給900円)151,200円1,814,400円
役職手当て(管理者)30,000円360,000円
資格手当て(介護福祉士)15,000円180,000円
夜勤手当て(1回6,000円)0円0円
処遇改善Ⅱ手当て27,000円324,000円
賞与(年2回1月分)302,400円
合計223,200円2,980,800円

上記は、管理者になることで夜勤ができない環境になってくるため、夜勤手当て分の給料と年収は下がります。

ちなみに、介護職は夜勤手当てで稼ぐと言われるほど重要なポイントです。

あえて管理者にならない選択肢もありますが、会社によっては別の手当てを支給しているところもあるため、給料と年収は上記の金額より上がる可能性はあります。

管理者兼施設長
管理者兼施設長

私は管理者兼施設長ですが、年収2,580,000円です。会社の規模が小さいのもあり、役職手当て15,000円以外は手当てがないため、年収が低くなっています。私のケースを見ても、しっかり手当てを支給している会社を探すのが良いと考えます。

まとめ

本記事では、福岡県で介護職の最低賃金と、そこから給料と年収がアップする3つのポイントを、表を使って詳しく解説しました。

実際の介護現場では、役職についている職員は一握りです。資格でも介護福祉士まで取得している職員も多くはありません。加えて、処遇改善手当ても支給されていない会社もあります。

都道府県別に定められた最低賃金や、会社の諸手当ての有無は、給料と年収をアップするためにとても重要なポイントです。

今お勤めの方も、これから介護のお仕事を探される方も、給料と年収アップを目指してみてくださいね。

この記事の監修者
yon

現役の介護事業所の管理者兼施設長。介護歴10年以上。経歴はデイサービス兼有料老人ホーム(約3年)、訪問介護(約3年)、グループホーム(約3年半)、何もない状態から事業所とシェアハウスを運営。片手間に記事の監修。転職系・介護系の記事も執筆。掲載している記事の一部に筆者の主観や経験が含まれている。直接ご相談も受け付けていますので、お仕事の悩みや問題、ホームページへの掲載依頼などもお問い合わせください。

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